談話・コメント

外務大臣談話

リビア情勢について

平成23年8月26日

  1. 我が国は,カダフィ政権が事実上崩壊し,暫定国民評議会が本拠地をトリポリに移したと発表したこと等から,リビアの状況が新たな段階を迎えたことを歓迎します。これによって,今後リビアの治安状況が早期に安定すること,また,すべてのリビア人が一丸となって新しいリビアの国造りに取組み,それが円滑に進展することを期待しており、今後の動きを引き続き注視していきます。
  2. リビア国内の一部で依然として戦闘が継続していることを憂慮し,カダフィ指導者には直ちに武力による抵抗を停止するよう求めます。
  3. 我が国は,リビア暫定国民評議会が掲げたロードマップを踏まえ,リビア国民の幅広い合意の上に立った政権が樹立され、新しい政治プロセスが早期に進展し、憲法制定や民主的な選挙が平和裡に実施されることを期待します。また,今回の紛争により大きな被害を受けたリビアが経済的にも速やかに立ち直ることを期待します。
  4. リビアの新しい政権がこうした課題に適切に対処していくには,国際社会として,緊急の人道問題から民主化や復興に向けて継ぎ目のない形で支援していくことが重要であり,日本政府としても,国際社会と協力しつつ,適切な支援を行っていく考えです。

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