談話・コメント

外務大臣談話

サーレハ・イエメン大統領の湾岸協力理事会(GCC)仲介案への署名

平成23年11月24日

  1. 本24日(木曜日)(現地時間23日(水曜日)),サウジアラビアのリヤドにおいてアリー・アブドッラー・サーレハ・イエメン大統領(H.E.Ali Abdullah Saleh, President of the Republic of Yemen)が平和的な権限移譲に関する湾岸協力理事会(GCC)仲介案に署名したことを心から歓迎します。また,GCC,国連,米国,EUなどの仲介努力を高く評価します。
  2. 我が国は,イエメンにおいて,GCC仲介案に沿って権限移譲が円滑に行われ,同国の安定が達成されることを期待します。
  3. 我が国は,今後とも,イエメンの安定のため,できる限りの協力を行っていく考えです。

【参考】GCC仲介案
(1)経緯
2011年2月から本格化したイエメン大統領退陣デモによる混乱を収拾するため,4月からGCCが仲介案への署名をイエメン大統領及び野党に働きかけ。5月野党は同案に署名するも,サーレハ大統領は署名しない状況が継続していた。デモ発生以来政府・反政府派双方で約1,500人が衝突により死亡(9月末イエメン政府発表)。

(2)GCC仲介案の主な内容
ア.野党首班の挙国一致内閣の樹立。
イ.サーレハ大統領及び同大統領と共に働いた者に対する訴追の免除。
ウ.ハーディ副大統領の大統領代行就任。
エ.GCC仲介案合意の日から3ヶ月後の大統領選挙の実施。

(3)サーレハ大統領は3ヶ月後の大統領選挙までは権限を有しない名誉大統領に留まるとの現地報道もある。


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