- 我が国は,8月18日(木曜日),イスラエル南部において,パレスチナ武装勢力がイスラエル人を襲撃し,多くの死傷者が発生した事件を非難します。
- また,我が国は,その後,パレスチナ武装勢力によるイスラエル領域へのロケット弾発射及びその報復としてのイスラエルの武力行使により,ガザ地区及びイスラエル双方の一般市民に死傷者が発生している事態を深く憂慮します。
- 我が国は,犠牲者の家族に対し哀悼の意を表するとともに,イスラエル及びパレスチナ武装勢力の双方が最大限の自制を働かせ,更なる死傷者の発生を防ぐよう呼びかけます。
- 我が国は,中東地域の人々が抱える問題は暴力によって解決されるものでは決してなく,紛争当事者間の交渉と相互の信頼を築く努力によってのみ解決されるものと確信しており,全ての関係者に対し,そのような努力を最大限行うよう促します。
【参考】最近のイスラエル・パレスチナ情勢(報道)
1 8月18日(木曜日),イスラエル南部で発生した襲撃事件について,6名が死亡し,20名以上が負傷。パレスチナ武装組織「人民抵抗委員会」が犯行声明を発出したとされる。
2 イスラエル国防軍によれば,同襲撃事件及びガザ地区からイスラエルにロケット弾が発射されたことに対し,同国防軍は,8月18日(木曜日)から21日(日曜日)にかけて,ガザ南部ラファハを空爆した。ガザ地区からのロケット弾発射によって,イスラエルでは市民1人死亡し複数が負傷し,また,イスラエル国防軍の攻撃によりガザ地区では少なくともパレスチナ人15人が死亡した。
3 一方,8月18日(木曜日)の襲撃事件の実行犯を追跡したイスラエル国防軍がエジプト・イスラエル国境付近で銃撃戦となり,エジプト治安部隊5名(3名との報道もあり。)が巻き添えとなり死亡したことを受け,エジプト国内ではイスラエルに対する抗議運動が高まった。これに対し,8月20日(土曜日),バラク・イスラエル国防相は,遺憾の意を表明し,同国防軍による調査を実施する旨の声明を発表した。
