談話・コメント

外務報道官談話

コートジボワール大統領選挙について

平成22年11月5日

  1. 10月31日(日曜日),コートジボワールにおいて大統領選挙が実施されました。同国では,国内諸勢力の対立により,数度にわたり大統領選挙が延期されてきました。このような経緯の中で,今回大統領選挙が実施されたことは,同国における平和の定着を実現する観点から,極めて重要な意義を有するものです。

  2. 大統領選挙は,我が国を含む各国及び国際機関からの選挙監視団が各地に展開される中で,大きな混乱もなく実施され,高い投票率が記録されました。我が国は,今回,国民の幅広い参加を得て概ね平和裡に投票が実施されたことを歓迎します。

  3. 昨4日(木曜日)に独立選挙委員会が発表した暫定結果によれば,11月28日(日曜日)に上位2名のローラン・バグボ候補とアラサン・ウワタラ候補との間で第2回投票が行われる見込みです。コートジボワールにおける平和の定着を実現するためには,全ての当事者が暴力に訴えることなく平和裡に今回の選挙プロセスを進めていくことが重要です。我が国としては,コートジボワールの民主主義の定着のため,引き続き積極的に協力を行っていく考えです。

【参考】 コートジボワール大統領選挙

  1. 2000年10月,バグボ氏が選挙により大統領に就任したが,2002年9月にバグボ大統領に対して反政府勢力が蜂起し内戦が勃発。2007年に和平合意(ワガドゥグ合意)が成立し,国を南北に分断する状況は解消されたが,その後も累次にわたり大統領選挙は延期されてきた。今般,全ての当事者の合意が形成されたことを受け,10月31日に大統領選挙が実施される運びとなった。

  2. 我が国は,本件選挙の実施支援として,2008年3月及び2010年10月の2回にわたり総額12百万ドル弱の選挙資機材の供与(見返り資金)を行った。また,今回,在コートジボワール大使館の西内参事官を団長とする合計9名の選挙監視団をアビジャン及びブアケに派遣した。

  3. 11月4日に発表された暫定結果は次のとおり。
                               得票率
    ローラン・バグボ候補(現大統領)       38.30%
    アラサン・ウワタラ候補(野党RDR党党首) 32.08% (RDR:Rassemblement des Rpublicains(共和国連合))
    アンリ・コナン・べディエ候補(元大統領)   25.24%
       
    投票者数①: 4,837,579名
    有権者数②: 5,725,720名
    投票率(①/②): 84.5%
    決戦投票日程: 11月28日

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