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川口外務大臣談話

イスラエルのベエル・シェバ市におけるテロ事件について


平成16年8月31日


  1. 8月31日(火)15時前(現地時間)、イスラエル南部の都市ベエル・シェバ市において、2台のバスでほぼ同時に爆弾が爆発するテロ事件が発生し、多数の死傷者が生じたことに強い衝撃を受けた。このテロにおいて亡くなられた方々およびそのご遺族に哀悼の意を表するとともに、多数の負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。テロはいかなる理由においても正当化できず、わが国は、多くの罪のない人々を犠牲にする残虐なテロ行為を改めて断固として非難する。

  2. わが国は、暴力の継続により、事態が悪化することを強く懸念し、パレスチナ自治政府が、過激派の取り締まりに最大限の努力を払うことを強く期待する。わが国は、イスラエル、パレスチナ側両当事者が対話と協力を通じたロードマップ実施に向けた取組を一日も早く再開するよう強く期待する。
(参考)
  1. 31日(火)14時50分頃(現地時間)、イスラエル南部の都市ベエル・シェバ(ガザの東方約40km)において、同市の中央バスターミナルを出た路線バス2台で、連続自爆テロ事件が発生し(2台のバスは数分間隔で爆発)、この結果14名のイスラエル人が死亡し(現地時間17時現在)、少なくとも80名が負傷した。

  2. 現地の報道によると、これら爆弾テロについては、ハマスが「この攻撃は、本年春に、ハマスの精神的指導者ヤシン師をイスラエルが殺害したことへの報復である」旨の犯行声明を行った由。

  3. なお、今回の事件は、イスラエルで発生した自爆テロ事件としては、本年3月14日にイスラエルのアシュドッド市で起こったテロ以降、初のものとなる。


川口外務大臣談話 / 平成16年 / 目次


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