外務報道官談話
ワンガリ・マータイ女史のノーベル平和賞受賞決定について
平成16年10月8日
- わが国は、ワンガリ・マータイ女史(ケニア共和国環境・天然資源副大臣)がノーベル平和賞を受賞されることになったことに祝意を表する。
- マータイ女史は、地球全体としてわれわれが抱える環境保護という問題に関し、母国ケニアのみならずアフリカ全域においてその啓発活動を展開する一方で、民主主義、人権、特に女性の権利保護や持続可能な開発実現のために献身してこられた。
- 今回のマータイ女史のノーベル平和賞受賞はアフリカ人女性として初めてのものであり、アフリカの全ての人々に希望と勇気を与えるものである。
- わが国も、マータイ女史が長年取り組んできた持続可能な開発や民主化等の問題に積極的に取り組んできており、その意味でも、マータイ女史のノーベル賞受賞を賞賛したい。
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