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外務報道官談話

ガザ地区における暴力の激化について


平成16年10月1日


  1. 最近のガザ地区におけるイスラエル・パレスチナ人間の衝突により、多くの死傷者が生じたことに大きな懸念を有している。

  2. わが国は、今回の衝突を契機に、暴力の連鎖が一層拡大し、両当事者間の和平の実現が一層困難となることを強く危惧している。

  3. わが国は、事態の更なる悪化を防止するため、イスラエルが最大限の自制を行使するとともに、パレスチナ側が過激派取り締まりに最大限努力し目に見える成果をあげること、双方が「ロードマップ」実現に向けた努力を一日も早く再開することを強く求める。

(参考)
  1. 29日、イスラエル南部の町スデロットにガザ地区北部からカッサム・ロケットによる攻撃が行われ、幼児2名が死亡、31名が負傷した。この攻撃に関して、同日、イスラム過激派ハマスが犯行声明を行った。

  2. 上記のロケット攻撃を受け、29~30日にかけて、イスラエル軍はロケット発射地と見られるガザ地区北部のジャバリア難民キャンプに対し戦車での砲撃や銃撃などによる大規模な掃討作戦を開始し、パレスチナ人23名が死亡、108名以上が負傷した。

  3. 30日、イスラエルのモファズ国防相は、スデロット町が射程に入る範囲からのカッサム・ロケットの排除が完成するまで、ガザ北部での大規模な掃討作戦を続けると述べており、さらなる犠牲者の増加と事態の悪化が懸念される。


外務報道官談話 / 平成16年 / 目次


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