外務報道官談話
コンゴ民主共和国のCTBT批准について
平成16年9月30日
- 9月28日、コンゴ民主共和国が包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准書を国連に寄託した。CTBTの発効要件国の一つであるコンゴ民主共和国が同条約の批准書を寄託したことは、国際的な核軍縮・不拡散に向けた動きに弾みをつけるものとして、わが国としてもこれを高く評価するとともに、大いに歓迎する。
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わが国はこれまで、CTBTの早期発効に向け、とりわけコンゴ民主共和国を始めとする未批准の発効要件国に対して積極的な働きかけを行ってきている。9月23日にも国連総会の機会に国連本部においてオーストラリア、フィンランド、オランダ(EU代表)と共にCTBTフレンズ外相会合を開催し、未批准国に批准を呼びかける外相共同声明を発出したばかりである。今回の批准書寄託には、こうしたわが国を始めとする国際的努力も反映されたものと考えている。
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わが国としては、コンゴ民主共和国に続き、発効要件国のうち残る未批准の11カ国が早期に批准を行うことを改めて呼びかけるとともに、核軍縮・不拡 散の一層の促進に向けた外交努力を重ねていきたい。
| (参考) |
包括的核実験禁止条約(CTBT)の現状
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1996年9月、国連総会において採択、署名開放されるも未発効(条約発効には特定の44カ国(発効要件国)全ての批准が必要)。わが国は、1997年7月批准。米は未批准(1999年10月、上院が批准法案を否決)。 |
| (2) |
現在署名国172、批准国118(2004年9月30日現在)。
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| (3) |
発効要件国44カ国のうち41ヵ国が署名、33ヵ国が批准。発効要件国のうちの未批准国は、中国、コロンビア、エジプト、インドネシア、イラン、イスラエル、米国、越、北朝鮮、印、パキスタンの11ヵ国(この内最後の3ヵ国は署名もしていない)。 |
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