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外務報道官談話

キプロス情勢について


平成16年2月9日


  1. わが国は、ギリシャ系およびトルコ系キプロス双方の指導者が、コフィ・アナン国連事務総長の呼びかけにより、2月10日(火)からニューヨークにおいてキプロス問題の包括的解決に向けた交渉を再開することとなったことを歓迎する。

  2. わが国は、両系キプロスの指導者が、今年5月のEU(欧州連合)加盟というキプロス問題解決に向けた歴史的機会を逸することなく、国連の提示した調停案(アナン案)を基礎として、対話を通じ合意を達成することを強く期待する。

    (参考)キプロスは、1960年に英国より独立。1974年にはギリシャ系将校がクーデターを企図したのを機にトルコ軍がトルコ系住民の保護を名目に侵攻、北部約37%を占領し、以来分断状態にある。1983年には、北部占領地域が「北キプロス・トルコ共和国」として一方的に独立を宣言した。(トルコのみ同「国家」を承認)。
     2002年以降、国連の仲介の下、両系間直接交渉が行われていたが、2003年3月に交渉が決裂して以来、和平交渉は中断していた。



外務報道官談話 / 平成16年 / 目次


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