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川口外務大臣談話

イスラエルにおける自爆テロの発生およびイスラエルによる攻撃について


平成15年6月12日

  1. 6月11日夕刻(現地時間)、エルサレム市中心部で自爆テロが発生し、多くの死傷者が生じたことに強い衝撃を受けた。このテロにおいて亡くなられた方々およびそのご遺族に哀悼の意を表するとともに、多数の負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。

  2. テロはいかなる理由においても正当化できず、わが国は、多くの罪のない人々を犠牲にする残虐なテロ行為を、改めて、断固として非難する。またこれに対して、イスラエル軍によるガザでの攻撃が行われたことは残念であり、事態の改善に資さないと考える。

  3. 和平の前進に向けたイスラエル側、パレスチナ側双方、および米国を中心とする国際社会の真摯な取組が強化される矢先に、このような事態となったことは極めて遺憾である。暴力の停止と和平のためには、こうした過激派による暴力と断固として戦わねばならない。わが国は、パレスチナ自治政府が過激派取り締まりのために最大限の努力を行うよう求めるとともに、両当事者に対し、和平にむけた対話の継続と最大限の自制を強く期待する。

(参考)
  1. 現地時間6月11日午後5時半頃(日本時間11日午後11時半頃)、エルサレム中心部で自爆テロが発生。少なくとも16人が死亡、重傷の8人を含む60人以上が負傷。イスラム原理主義組織ハマスが犯行声明を行った。

  2. これを受け、11日深夜、イスラエル治安当局は犯行声明を出したハマスとの「全面戦争」を決定。同日夜、ガザ市にて武装ヘリが乗用車に向けミサイル数発を発射、乗っていたハマス幹部2人を含む少なくとも8人が死亡、近くにいた約25人が負傷。




川口外務大臣談話 / 平成15年 / 目次


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