川口外務大臣談話
サウジアラビアにおける爆弾テロの発生について
平成15年5月13日
- 現地時間12日夜(日本時間13日)、リヤド市内で発生した爆弾テロにより多くの民間人が犠牲となったことに強い憤りを覚える。わが国は、罪のない人々を犠牲にするテロ行為を断固として非難し、テロ撲滅のために今後とも国際社会と協力していく。
- この事件で亡くなられた方およびご遺族の方々に心から哀悼の意を表すると共に、負傷された方々の一日も早いご回復を祈念する。
- この事件ではわが国国民も3名負傷しており、わが国政府としては今後とも在留邦人や渡航者の方々の安全確保に最善を尽くす所存である。
(参考)
- 現地時間5月12日午後11時過ぎ(日本時間13日午前5時過ぎ)、サウジアラビアの首都リヤド市内の複数のコンパウンド(外国人が多く居住する集合住宅)等において自爆テロによると思われる爆発が起き、多数の死傷者(報道等によると20名(内米国人10名)が死亡、少なくとも160名が負傷(内40名は米国人))が発生した模様。
- 今回の事件により日本人3名が軽傷を負い、その内2名が病院にて手当を受けているが、13日に退院できる見込み。
- 本事件の発生を受け、13日、阿部信泰駐サウジアラビア大使からイスマイル・サウジアラビア外務次官に対し、在留邦人の安全確保のための一層の配慮を要請。サウジアラビアにおけるテロ攻撃の脅威については、これまでも渡航情報により注意を呼びかけているが、13日付スポット情報「リヤド市内における爆弾事件の発生」を発出して改めて注意喚起を行った。
- これまでのところ事件の背景等は不明であるが、外電によれば、サウジアラビア訪問中のコリン・パウエル米国務長官およびナーイフ・ビン・アブドルアジズ・サウジアラビア内相は、今回のテロ事件と国際テロ組織アル・カーイダとの関連を示唆している。
- サウジアラビアでは、1995年のリヤド米軍施設爆破事件および1996年のアル・コバール(サウジアラビア東部の都市)米軍施設爆破事件が発生している。
- 今回の爆弾テロ事件を受けて、13日、在サウジアラビア米国大使館および 総領事館は一時閉鎖している。
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