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外務報道官談話

イスラエルにおける連続自爆テロについて


平成15年9月10日


  1. 9月9日(火)夜(現地時間)、テルアビブ近郊および西エルサレムにおいて2件の自爆テロが発生し、多くの死傷者が生じたことに強い衝撃を受けた。このテロにおいて亡くなられた方々およびそのご遺族に哀悼の意を表するとともに、多数の負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げる。

  2. テロはいかなる理由においても正当化できず、わが国は、多くの罪のない人々を犠牲にする残虐なテロ行為を、改めて、断固として非難する。

  3. わが国は、「ロードマップ」が重大な局面にあることを深く憂慮している。「ロードマップ」は和平にいたる唯一の途であり、当事者双方が対話と協力を通じ「ロードマップ」に沿った和平努力を早急に再開させることが不可欠である。

  4. そのためには、事態の沈静化が必要であり、当事者双方が暴力の停止のため最大限の努力と自制を行うことが必要である。パレスチナ自治政府は過激派による暴力と断固として戦わねばならない。また、イスラエル側も、自らの行為がもたらす結果を十分に認識しつつ、賢明な、かつ慎重な対応を行う必要がある。わが国も国際社会の一員として、当事者の和平努力をできる限り支えていく考えである。

(参考)

  1. 現地時間の9月9日(火)午後6時頃(日本時間の10日零時)、リション・レツィオン(テルアビブの南東約15キロに位置)近郊のツリフィン軍事基地に隣接するバス停で自爆テロが発生、少なくともイスラエル人7人が死亡、40人が負傷。右事件から約5時間後、西エルサレムのカフェで自爆テロが発生、少なくともイスラエル人6人が死亡、40人が負傷。

  2. イスラム原理主義組織ハマスの軍事部門「イッザッディーン・アル・カッサーム」が2件の自爆テロにつき犯行声明を発出。なお、ハマスの精神的指導者アハマド・ヤーシン師は、6日(土)のイスラエルによる同師及び幹部に対する暗殺未遂に対し報復を宣言していた。




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