川口外務大臣談話
アウン・サン・スー・チー女史に対する行動制限措置の解除について
平成14年5月6日
- わが国は、ミャンマー政府が、6日、更なる政治犯の釈放を約束し、政治活動の自由を認めることを確認するとともに、民主化運動指導者であるアウン・サン・スー・チー女史に対する行動制限措置を解除したことは、両者の間で信頼醸成が積み重ねられた成果として、大いに歓迎する。
- 今回の措置は、ミャンマー政府が民主化に向けて大きな一歩を踏み出した証左であり、ミャンマー政府指導部の英断に敬意を表したい。また、ミャンマー政府とスー・チー女史の間の信頼醸成の促進に果たしたラザリ国連事務総長特使の役割を高く評価する。
- わが国はミャンマー政府とスー・チー女史との対話が一日も早く具体的進捗を見るよう期待し、機会ある毎にミャンマー政府にこのような考えを伝えてきた。今後、スー・チー女史が、自由な政治活動を認められる中、ミャンマーにおける真の国民和解に向けて、少数民族を含む全ての関係勢力とともに、建設的な役割を果たしていくことを期待する。
- わが国はミャンマーの民主化と国造りに向けた努力を支援するとの立場であり、このような観点からバルーチャン第二水力発電所補修計画に対する協力を実施する方針である。今後民主化のプロセスが加速化されれば、国造りの努力に対する支援も一層前向きに取り組んでいきたい。
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