外務報道官談話
米国のズィニ特使再派遣に関するブッシュ大統領発言について
平成14年3月8日
- わが国は、中東和平プロセス進展に大きな役割を担う米国のブッシュ大統領が、テネット・プランの実行開始に向けてイスラエル・パレスチナ双方と協力するためズィニ特使を再度現地に派遣する旨を発表し、中東和平に向けて積極的に関与する決意を示したことを歓迎する。
- この機会をイスラエル・パレスチナ両当事者が失することなく、ミッチェル報告書、テネット・プランに従って、悲劇的な暴力の悪循環を一刻も早く断ち切り、和平交渉の再開を実現するよう両当事者に対し強く求める。
- わが国としては、アブドッラー・サウジアラビア皇太子の提案を中東和平プロセスに進捗をもたらす新たな重要な一歩として歓迎しており、その機運を活かすいかなる和平努力も積極的に支援していく。
(参考)3月7日のブッシュ大統領の発言
- 我々の平和へのコミットメントにより、イスラエルとパレスチナが和平の努力を新たに行うことができるよう、テネットプランの実行開始にむけて双方と協力するため、自分は、来週、ズィニ特使を中東地域へ再度派遣する。
- アブドッラー皇太子の最近のアイデアはより広範な和平とアラブ・イスラエル間の正常化につき話し合うための「始まり(an opening)」を提供した。米はこの「始まり」をさらに探求していくことを約束する。
- 米国は、イスラエル、パレスチナの人々と同地域に希望を取り戻すため、両政府をできる限り支援する。自分は再度、和平の展望を傷つけるようなイスラエルに対するテロを終結させるため、最大限の努力を行うよう呼びかける。我々が前進するにあたり、自分はシャロン・イスラエル首相を含む中東地域の全ての関係者が、こうした努力を成功させるため可能な限りの努力を行うことを期待する。
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