外務報道官談話
国連によるクメール・ルージュ(KR)裁判にかかる
カンボジア政府との交渉打ち切りの発表について
平成14年2月9日
- 2月8日(ニューヨーク時間)、国連が、カンボジア王国におけるクメール・ルージュ(KR)裁判特別法廷の設置にかかるカンボジア政府との交渉を突然打ち切る旨発表したことに驚いている。これまで困難なプロセスを経て継続されてきたカンボジア政府と国連の話し合いが、直接的な交渉を経ないまま、かかる発表が行われたことを残念に思う。
- わが国は、KR裁判問題については、国際社会の支援の下、カンボジア政府・国民の意思が最大限に尊重された形で、KR政権時代に残虐行為に関与した指導者が適正に処罰されることが望ましいと認識し、これまで特別法廷の設置に係るカンボジア政府と国連との協議を必要に応じて側面支援してきた。
- わが国は、本件特別法廷の設置に係る国連とカンボジア政府の立場の違いは、現時点においても、交渉を通じて解決できるものと認識しており、両者が最終的な合意に至るまで更に粘り強く対話を行うよう求める。
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