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外務報道官談話

キプロス情勢について

平成13年11月21日

  1. キプロス共和国大統領とトルコ系キプロス指導者が、キプロス問題国連事務総長特別顧問同席の下、12月4日にキプロスにて直接交渉を行うことに合意したことをわが国として歓迎する。

  2. わが国は、今次直接交渉が成功裡に開催され、ギリシャおよびトルコ両系間の対話を通じ、キプロス問題が早期に平和的に解決されることを期待する。

参考: キプロスは、1960年にイギリスより独立。1974年にはギリシャ系将校がクーデターを企図したのを機にトルコ軍がトルコ系住民の保護を名目に侵攻、北部37%を占領、以来分断状態に。1983年には、北部占領地域が「北キプロス・トルコ共和国」として一方的に独立を宣言(トルコのみ承認)。
 1999年より、国連事務総長が仲介し、間接交渉(国連側が両系代表に調停案を提示、同案に対する両系の意見を個別に聴取)が行われていたが、2000年11月の第5ラウンド交渉を最後に、トルコ系が「北キプロス・トルコ共和国」の承認を交渉再開の前提条件としたために交渉が中断していた。
 キプロス共和国大統領とトルコ系キプロス指導者の間の直接交渉は、97年以来4年振り。


外務報道官談話 / 平成13年 / 目次


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