8月7日付ニューヨーク・タイムズ紙の記事(記事の中心はキャノン社への提訴問題)の指摘(日本は、第二次大戦中の行為につき謝罪を行っていない)に対し、山崎外務報道官による反論書簡が8月17日付同紙に掲載されました。同反論書簡の和訳は以下の通りです。
本記事では、日本が第二次大戦中の行為について、中国に対して一度も謝罪をしていないと書かれているが、実際には日本は戦争中の行為について繰り返し謝罪を表明してきている。とりわけ、1995年8月に、村山総理(当時)が公式談話を発表し、日本が「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」と述べ、「痛切な反省の意」と「心からのお詫びの気持ち」を表明し、また、1998年に、小渕総理(当時)が、日本を公式訪問した江沢民主席に対して、村山談話を再確認している。
外務報道官 山崎隆一郎
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