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談話・コメント

河野外務大臣談話

旧ユーゴ包括和平合意達成について


平成7年11月22日 

1.わが国は、11月21日(日本時間22日)、米国オハイオ州デイトンにおいて、米国を初めとする諸国による調停のもと、旧ユーゴ紛争について、包括和平合意が達成されたことを心から歓迎する。
2.旧ユーゴ紛争は、発生以来既に4年を経過し、その間、紛争解決、難民・避難民支援等のためにわが国をはじめ多くの関係諸国、国際機関が、多大の努力を払ってきたところであり、今般の包括和平合意の達成は、旧ユーゴ地域の平和のみならず、冷戦後、最大の地域紛争が国際社会の協力により解決に導かれたという点でも大きな意義を有するものである。
3.わが国は、武器による解決ではなく、交渉による解決の道を選択し、今般妥協と協調の精神により包括和平に合意した各勢力指導者の決断を高く評価する。他方、旧ユーゴ地域の平和の回復、将来の発展はひとえに本件包括和平合意の実施如何に係っている。紛争当事者は、この合意を誠実に履行し、旧ユーゴ地域における新たな秩序の平和的構築に努めるとともに、合意履行を支援する国際社会の努力に十分な協力を行うべきである。
4.わが国は、米国政府関係者をはじめ、今般の包括和平合意の達成に尽力した全ての人々に敬意を表すると共に、今後旧ユーゴを対象とする国際的な支援に、わが国としても積極的に協力していく考えである。

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