エジプト・アラブ共和国
薗浦外務大臣政務官のエジプト訪問(結果)

平成27年8月13日

薗浦健太郎外務大臣政務官は,8月5日から6日,エジプトを訪問し,エルシーシ大統領から安倍総理宛に招待があった新スエズ運河開通式典に総理大臣特使として出席したところ,概要は以下のとおりです。

1 エルシーシ大統領への表敬

新スエズ運河開通式典に先立ち,5日午後,薗浦政務官は,エルシーシ大統領(H.E.Mr.Abdel-Fattah El-Sisi, President of the Arab Republic of Egypt)に表敬し,総理親書を手交しました。
薗浦政務官は,新スエズ運河開通という大事業を,約1年という驚くべき速さで成し遂げられたエルシーシ大統領の指導力とエジプト政府及び国民に対し敬意と祝意を表しました。また,エジプトでの一連のテロ事件を断固非難し,エジプト政府と国民への連帯を表しました。
更に,エルシーシ大統領の訪日が近く実現し,日エジプト関係が非常に良好で,今後さらに強化されていくというメッセージを世界に向けて発信したい,政治・安全保障面での対話の強化,人造りと教育及び若者対策,経済・社会の発展のための協力の3つの柱を基礎に,二国間関係を進展させていきたいと発言しました。
これに対し,エルシーシ大統領は,今回の式典への日本からの特使の訪問の重要性を強調し,日々強化されている良好な日エジプト関係への満足の意を表しました。また,エジプト政府の取り組みに対する日本政府の立場に謝意を表明するとともに,教育,道徳をはじめ様々な分野において,日本のことを頼りにしていると述べました。
また,日本からの投資が増えること,日本からの観光客が今後増加していくことを期待していると発言がありました。
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2 マハラブ首相への表敬

5日午後,薗浦政務官はマハラブ首相(H.E.Mr.Ibrahim Mahlab, Prime Minister)に表敬しました。
薗浦政務官は,約一年という驚くべき速さでスエズ運河の複線化という大事業を成し遂げられたエジプト政府及び国民の努力に敬意を表する,エルシーシ大統領訪日の際には,世界に対し日本とエジプトが共に歩んでいくというメッセージを発出したいと述べました。また,日本からの農作物の輸入について科学的根拠に基づく規制の緩和を要請しました。
これに対しマハラブ首相は,エルシーシ大統領の訪日を二国間関係における新たな出発点としたい,JICAの支援に感謝する,大カイロ博物館(GEM)建設計画への日本の支援はエジプトのみならず世界の文化遺産のための支援でもあると発言がありました。
また,新スエズ運河開通式はエジプト国民の意思が体現されたもの,スエズ運河地域開発プロジェクトにより世界の通商の中心となり,日本企業の製造拠点となり得ると述べました。更に,日本人観光客は大切であり,再びその数が増加することを希望すると述べました。
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3 新スエズ運河開通式典への出席

6日夕刻,薗浦政務官はイスマイリーヤで開催された新スエズ運河開通式典に総理大臣特使として出席しました。薗浦政務官は式典会場で,エルシーシ大統領,マハラブ首相,アブドッラー・ヨルダン国王,ハマド・バーレーン国王,アッバース・パレスチナ大統領等と立ち話を行いました。
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4 その他

5日夜,薗浦政務官はエジプトに駐在する日本企業関係者等と意見交換を行った他,6日午前,日本が円借款を供与している大エジプト博物館(GEM)の建設現場を視察しました。
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