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外務大臣会見記録
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平成21年10月27日(火)
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9.天皇陛下のお言葉

(読売新聞 川崎記者)開会式での天皇陛下のお言葉の話ですが、開会式では今回も恐らく大臣が毎回繰り返しで申し訳ないというような内容の挨拶になってしまったと思われますが、岡田大臣の発言に対して与野党からいろいろな反応があったということと、鳩山総理もタイ訪問中に記者団に対して「岡田大臣の発言は適切でなかった」ということも言われていますが、それに関して大臣のお考えと今後も引き続き大臣として改善を求められていくのかどうか、その姿勢についてお伺いします。

(外務大臣)まずいろいろと誤解があると思います。私(大臣)が陛下に対して何かものを申したように誤解されている方が結構たくさんいらっしゃいます。もちろん、そういうことではなくて、お言葉というのは国事行為ではありませんが、それに準ずる公的行為として、本来、内閣官房で案を作り、閣議でそれを承認するという性格のものであります。勿論、その間、宮内庁には当然協議をしていると思います。そういう事実関係の中で、私(大臣)はその原案作りを内閣官房がやり、閣議で了承する訳ですから、我々は閣僚ですから、非常に責任がある訳ですけれども、ほぼ同じ言葉がずっと毎年繰り返されることについて、私(大臣)は陛下に対して申し訳ないという気持ちが非常にあります。もちろん、それが陛下のご意思であれば構わない訳ですが、国事行為に準ずる行為ですから、政治的な匂いがしてはいけないという大きな制約があるのを十分に分かった上で、それにしても、毎回毎回とは言わずとも、内閣官房で案を作るときに、もう少し違う表現というものが少なくとも案として検討されてもいいのではないかというように申し上げた訳であります。

(読売新聞 川崎記者)総理から適切でなかったというコメントが記者団に対してあった訳ですが、この件に関して、総理と大臣の間でお話になられたのか、或いは総理から何らかの言葉があったのかを教えてください。

(外務大臣)多くの誤解を招いた訳ですから、そういう仕組みが十分に共有のものになっておりませんので、まるで私(大臣)が陛下のお言葉に異を唱えたように受け取られたと、そのように誤解されたということに対して、総理にご迷惑をかけたと思っておりますので、総理のコメントは閣僚として真摯に受け止めなければならないと思っています。
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外務大臣会見記録(平成21年度)
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