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外務大臣会見記録
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平成21年10月27日(火)
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2.EPA・WTO推進本部

(朝日新聞 東岡記者)EPA・WTO推進本部についてお尋ねします。このEPA・WTO推進本部では、民主党のマニフェストに掲げていた日米のFTAについて議論するのかどうかという点と、先程、大臣が仰られていたように、日本はEPAが非常に遅れています。その原因について、よく農林水産物が障害になっている等といわれていますが、大臣はこの遅れの原因についてどのように分析されておりますでしょうか。

(外務大臣)本部で何を議論するかということは、これから本部を設置した後のことですけれども、当面議論すべきは、すでに現在交渉が始まっていて遅延しているものについて交渉を前進させるための議論を行っていきたいというように思います。もちろん将来的に戦略的に日本としてEPAのどこに重点をおいて絡んでいくことが望ましいのかというようなことも課題としてあると思いますけれども、今すぐそういう議論をするという予定はございません。遅れている理由はいろいろあると思います。どこがというよりも、私(大臣)はやはり、前の交渉のスタイルがどうしても積み上げ方式になって、そして現場の担当者になれば、EPAを進めることの意義というよりは、やはり目の前の利害関係にとらわれがちでEPAを進めることが日本の国益に叶うというメッセ−ジが十分に共有されていなかったことが原因でないかと思います。もうすでにEPAを締結している例があるのにその近くの国で、またゼロベ− スで議論するということは、私(大臣)はあってはならない事だと思いますし、もちろん「真実は細部に宿る」という言葉がありますから、細部も大事なのですが、大きなEPAを推進するという基本的な方向性が十分に浸透するように進めていきたいというように思います。
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外務大臣会見記録(平成21年度)
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