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外務大臣談話
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高村外務大臣コメント
アナポリス中東和平国際会議について
- 11月27日、米国アナポリスにおいて中東和平国際会議が開催され、イスラエルとパレスチナの双方が誠意ある二者間交渉を即時に開始し、2008年末までに両者間の和平条約を締結すべくあらゆる努力を尽くすことに合意した旨の共同了解が発出された。我が国はこれを大いに歓迎するとともに、この了解に至るまでのブッシュ大統領のイニシアティブと、オルメルト・イスラエル首相及びアッバース・パレスチナ自治政府大統領の和平努力を高く評価したい。
- 今回の国際会議は、長年の懸案であった中東和平問題の解決に向けて関係当事者が一堂に会するという点で、1991年のマドリード中東和平国際会議以来の歴史的な機会であったと考える。そうした中で、イスラエルとパレスチナの両首脳が7年ぶりに和平達成のための交渉を再開させることにコミットしたことは、和平のモメンタムを更に高めていくという点で極めて重要である。
- 今後、イスラエルとパレスチナの間に早期に和平合意が達成され、両者の共存共栄が実現することを祈念する。我が国としても、これまで、関係当事者に対する政治的働きかけ、対パレスチナ支援、当事者間の信頼醸成を柱として、中東和平に取り組んできたところ、当事者の和平努力を引き続き積極的に支援していきたい。
【参考】アナポリス中東和平国際会議共同了解(Joint Understanding)
11月27日、米国メリーランド州アナポリスにおいて米国主催で開催された中東和平国際会議(イスラエル・パレスチナに加え、50の国及び国際機関等が参加。)において、ブッシュ大統領は、イスラエルとパレスチナの両代表が以下の共同了解に達したことを発表。
- 我々は、平和条約を締結し、これまでの合意に示された中核的問題を含むあらゆる未解決問題を解決するため、誠意ある二者間交渉を即時に開始することに合意する。
- 我々は、精力的に現行の持続的な交渉に取り組むことに合意し、2008年末までに合意を形成するため、あらゆる努力を払う。同目的のため、双方の大使が共同して率いる運営委員会が合意に従って継続的に会合を開く。第一回運営委員会会合は、2007年12月12日に開催される。
- アッバース大統領、オルメルト首相は、交渉のフォロー・アップを行い、同交渉を進めるのに必要なすべての支援を与えるため、2週間毎に会合を開催し続ける。
- 当事者は、いわゆるロードマップに示された両当事者それぞれの義務を直ちに履行することにもコミットするとともに、ロードマップの履行のフォローアップをするため、米国が主導する「米国、パレスチナ、イスラエル・メカニズム」を形成することに合意する。
- 当事者によって合意がなされるのでない限り、将来の平和条約の履行は、米国が評価を行うロードマップの履行を条件とする。
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