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これと関連し、両首脳は、北朝鮮の核保有は勿論、いかなる核開発プログラムも容認しないということと、この問題を平和的、外交的に解決しなければならないということに合意した。
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両首脳は、北朝鮮の核問題の平和的解決のため、北朝鮮がこれ以上事態を悪化させる行動をとらないよう強く求めた。これに関連し、両首脳は、5月14日及び5月23日にそれぞれ行われた韓米首脳会談及び日米首脳会談で合意した原則を再確認し、今後、日韓間で連携を強化していくことにした。 |
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また、両首脳は、北朝鮮の核兵器プログラムが検証可能かつ不可逆的な方法で廃棄されなければならないという点を強調した。 |
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両首脳は、北朝鮮の核問題を平和的に解決できるという確信を表明し、そのために今後とも日韓米3ヶ国が緊密に連携し、中国、ロシア等関係国を含む国際社会と引き続き協力していくことを確認した。更に、両首脳は、北朝鮮の核問題等懸案問題が平和的、包括的に解決され、北朝鮮が責任ある国際社会の一員となれば、北朝鮮に対し国際社会の広範な支援が可能となるであろうことを強調した。 |
(5) |
また、両首脳は、4月23日~25日の間北京で開催された米中朝協議が北朝鮮の核問題の解決に向けた対話の第一歩として有用であったということにつき認識を共にし、同対話のための中国の役割を歓迎した。 |
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両首脳は、北朝鮮の核問題の解決に向けて早期に後続の会談が再開され、対話のモメンタムが維持される必要があるということに意見を共にし、北朝鮮に関連する諸問題を包括的に解決するため日韓両国が参加する形の多国間対話のプロセスに対する強い期待を表明した。
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