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主な要人の来日日程
ビエルサ・アルゼンチン外務・国際通商・宗務大臣の訪日
-概要と評価-

平成15年11月30日


 11月26~30日、ビエルサ・アルゼンチン外務・国際通商・宗務大臣が外務省賓客として我が国を訪問したところ、今次訪問の概要と意義・評価は以下のとおり。


1.概要

(1) 外相会談及びワーキング・ディナー(28日)
 川口・ビエルサ会談においては、債務問題等の二国間の懸案、政治的関係、通商投資関係、経済技術協力、文化交流、国際的・地球的規模の問題に関する二国間協力について幅広く話し合った。また、両国の関係を中長期的視点から展望することの重要性について意見の一致を見た。

(2) 政界、財界、マスコミ等との広い接触(27~28日)
 ビエルサ外相は、訪日中、外相会談の他、中川経産大臣、亀井農水大臣と会談を行った。また、日本商工会議所、日亜経済委員会、日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力機構(JICA)の関係者を訪問し懇談を行った。更に、日亜友好議員連盟とも懇談した。


2.訪日の意義と評価

(1) アルゼンチン新政権発足後早い時期の訪日-アジア重視の表れ-
 ビエルサ外相の訪日は、本年5月に成立した現政権から初の閣僚の訪日であり、新政権の対日重視の表れといえる。2001年後半からの経済危機の影響から未だに抜けきっているとは言い難い同国は、アジアにも新たな外交の地平を求めており、今次訪日で我が国が同外相の訪日を実現したことは、このようなアルゼンチンの姿勢を評価したものである。

(2) 中長期的観点からの両国関係の展望
 債務問題等の両国間の懸案については率直な意見交換を行う一方で、通商・投資等経済面のみならず、経済・技術協力、文化協力といったより幅広い観点から、両国関係を中長期的に展望していくことの必要性について意見の一致を見た。

(3) 国際的問題に関する認識の共有と協力
 アルゼンチンは地域経済統合の動向に一定の影響力を有し、国際的な通商交渉の場、環境、軍縮、PKO等の分野でも活発な活動を行うようになっている。我が国はこのようなアルゼンチンを単に二国間関係のみならず、国際的問題をも協議するに相応しい相手と見なしてきた。今回の訪日では、こうした我が国の認識を披瀝すると同時に、幅広く国際的問題について話し合い、今後の協力の意思と必要性を確認した。




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