シャナナ・グスマン前チモール抵抗民族評議会議長の訪日
(概要と評価)
平成14年2月4日
1月28~2月2日、シャナナ・グスマン前チモール抵抗民族評議会が訪日したところ、概要と評価は以下のとおり。
1.日程
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| 1月28日(月) |
東京着 |
| 29日(火) |
小泉総理表敬、田中外相との会談、中谷防衛庁長官との会談
与党三党調査団、予防外交推進議連、財界関係者との意見交換 |
| 30日(水) |
東チモール議連との意見交換等 |
| 31日(木) |
東京発沖縄着、稲嶺県知事との会談等 |
| 2月1日(金) |
沖縄視察 |
| 2日(土) |
沖縄発離日 |
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2.小泉総理表敬の概要
| (1) |
小泉総理より、独立プロセスへのこれまでの苦労に敬意を表する、4月の大統領選挙や、5月20日の独立を控えての訪日を歓迎する旨述べた。
また、総理より、西チモールからの難民帰還及び再定住のための支援として539万ドルの拠出を伝えるとともに、東チモール側が、帰国した難民を地域社会にとけ込ませる目的で設立した真実和解委員会に対して、100万ドル規模の支援を検討する旨表明した。更に、総理より、3月を目処に自衛隊を東チモールのPKOに派遣すべく準備を進めているので、東チモール側の協力を要請するとともに、5月20日の独立式典に然るべきレベルの人を派遣したい旨述べた。
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| (2) |
グスマン前議長よりは、東チモールの独立に向けたプロセスを通じて、日本が常に支援をしていることに対して感謝している旨述べた。また先方は自衛隊の派遣を歓迎する、自衛隊は治安維持だけでなく、国家建設にも役立つと考えている旨述べた。更に、グスマン前議長より、独立式典にできれば総理に来ていただきたい旨要請があった。 |
3.田中外務大臣との会談概要
| (1) |
田中大臣より、上記2.(1)の難民問題解決のための支援に加え、退役軍人のための職業訓練センター・プロジェクトについて、支援を検討したい旨表明した。
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| (2) |
これに対し、グスマン前議長より、自衛隊派遣を含む日本の東チモールの支援に対して感謝の意が表されるとともに、大臣の独立式典への出席を要請した。
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4.評価
| (1) |
東チモール指導者との信頼関係の構築と幅広い交流の増進
2001年12月のマリ・アルカティリ首席閣僚、ラモス・ホルタ外務・協力担当上級閣僚等の訪日に続く、今次シャナナ・グスマン前議長(初代東チモール大統領の有力候補)の訪日により、東チモール指導者との信頼関係を構築し、独立後の東チモールと日本との堅固な友好関係の基礎を固めることができた。グスマン前議長の訪日は、99年12月の第1回東チモール支援国会合以来となるが、今次訪日中、小泉総理を始めとして、日本政府要人、国会議員、財界関係者等と幅広く意見交換を行い、また、初めて訪問した沖縄において、稲嶺知事らとの会談や大学生との交流を通じ、日本の若い世代を含む各層と幅広い交流を行った。
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| (2) |
日本の対東チモール支援に対する認識の共有
日本として引き続き東チモールの支援に係わっていくとの姿勢、特に、同前議長が精力的に取り組んでいる東チモール難民問題への支援姿勢を改めてグスマン前議長に直接伝えたことは、日本の東チモールに対する支援政策への認識を深める上で効果的であった。また、PKOへの自衛隊派遣については、グスマン前議長から改めて明確な支持・支援の表明があったことは、今後の自衛隊派遣に向けた準備を推進する上で、有意義であった。 |
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