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ドス・サントス・アンゴラ大統領の訪日
(概要と評価)平成13年2月5日
1.概要(1)ドス・サントス・アンゴラ大統領は、1月28日(日)から2月1日(木)まで、公式実務訪問賓客として令夫人及び令息を同伴の上訪日した。
(2)大統領は滞日中、両陛下との御会見・宮中午餐、森総理大臣との首脳会談及び総理夫妻主催晩餐会、日本・アンゴラ友好議員連盟主催歓迎会に出席した他、河野外務大臣、平沼経済産業大臣、斉藤JICA総裁、安崎経団連サブ・サハラ地域委員長等の表敬を受け、更に、自動車工場、通信先端技術関連会社、地雷除去技術デモンストレーション等を視察した。
2.評価
(1)訪問の意義
- (イ)アンゴラ側は、昨2000年11月に在京大使館を開設し、翌12月には同国の初代駐日大使としてリマ大使を派遣するなど、わが国との関係強化にあたってきた。今回のドス・サントス大統領の訪日は、このように日・アンゴラ関係が深まりつつある中で行われた。
(ロ)また、今回の訪問は、本年1月に森総理が現職総理としてはじめてのサハラ以南アフリカ訪問(南アフリカ、ケニア及びナイジェリア)を行い、「開発への協力」と「紛争予防・難民支援」を両輪とするわが国の対アフリカ政策を表明した直後に行われたものであり、時宜を得たものであった。
(ハ)アンゴラ側からは、ドス・サントス大統領の他、外務大臣、運輸大臣、公共事業都市計画大臣、商業大臣、保健副大臣、計画副大臣、国立銀行総裁、アンゴラ石油公社総裁等広範囲に亘る分野の要人も訪日し、わが国の官民関係者との間で種々意見交換を行ったことは、経済分野をはじめとして、日・アンゴラ関係を更に深めることについてのアンゴラ側の意気込みの現れであるといえる。
(2)日・アンゴラ関係
- (イ)日・アンゴラ首脳会談においては、ドス・サントス大統領より、わが国によるこれまでの対アンゴラ支援について謝意が表明されると共に、人道的支援に加えインフラ面での支援のため円借款の供与につき要請があった。
(ロ)これに対し、森総理よりは、当面保険・医療分野で予定されている協力につき伝達するとともに、円借款については、今後アンゴラ側と協議していきたいと述べた。また、同国において独立以来継続している内戦が早期に政治的に解決されるよう要請すると共に、2002年の大統領・議会選挙が予定通り行われるよう期待を表明した。
(3)コンゴー(民)情勢
- (イ)首脳会談において、森総理より、先般のカビラ大統領の殺害という事態を憂慮しており、情勢の安定化のため、ドス・サントス大統領の指導力に期待している旨述べた。
(ロ)これに対し、ドス・サントス大統領より、コンゴー(民)において国内対話が促進されるよう努力する旨発言があった。
(4)その他
なお、ドス・サントス大統領は、わが国の官民関係者と意見交換を行う他、日本側プレスの取材(テレビ・新聞によるインタビュー)にも意欲的に応じ、アンゴラに関するわが方理解を深めることに貢献した。また、アンゴラ側プレスも、同行する記者からの報告をもとに、今回の訪日を連日大々的に取り上げ、関心の高さを伺わせていた。
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