|
| ||||||||||||||||
| トップページ > 会談・訪問 > 主な要人の来日日程 |
要人来日日程(平成12年)
カディルガマール・スリランカ外相の
森総理表敬及び河野大臣との会談
(概要と評価)平成12年10月23日
10月21日から25日までの日程で訪日しているカディルガマール・スリランカ外相は、23日、森総理表敬(午後5時50分~6時5分)、河野大臣との会談及び河野大臣主催夕食会(午後6時31分~9時5分)を行ったところ、その概要と評価は以下のとおり。1.森総理表敬
(1)冒頭
「カ」外相より、わが国がバンダラナイケ前「ス」首相の国葬に福田特派大使を派遣したことに対し感謝の念が表明され、総理より、改めてお悔やみの言葉を述べた。
(2)総理訪「ス」招聘
「カ」外相より、クマーラトゥンガ大統領から森総理に対する訪「ス」招聘の意向が伝えられ、また、日「ス」議連の訪「ス」を楽しみにしているとの発言があった。
(3)IT協力
「カ」外相より、「ス」もITに力を入れており、将来日本ともこの分野で協力していきたい旨表明があり、総理よりは、まさに自分もITを重視しており、「ス」とも協力していきたい旨述べた。
(4)民族問題
総理より、我が国も「ス」の民族問題に関心を持っており、その平和的解決を希望する旨表明し、「カ」外相より、和平への「ス」政府の努力に対する日本政府の支持に感謝し、引き続き同問題の平和的解決につとめていく旨の応答があった。
2.日「ス」外相会談、河野大臣主催夕食会
(1)冒頭
冒頭、河野大臣より、前首相の逝去に対しお悔やみの言葉が表明され、「カ」外相より感謝の念が表明された。
(2)二国間関係
「カ」外相より、これまでの日本の経済協力に対する感謝の表明があった。河野大臣より、南西アジア青少年の招聘や「森フェローシップ」を活用し、また日「ス」国交樹立50周年に当たる2002年を機会に両国の協力関係を深化させたい旨述べた。
また、「カ」外相より我が国との経済関係強化への熱意が表明され、就中、IT分野での協力発展を期待する旨述べたのに対し、河野大臣より、沖縄サミットの際に表明したデジタル・ディバイドに関する包括的協力策を説明しつつ、ITで先進的側面も有する「ス」との協力は有意義と考える旨述べた。
さらに、「カ」外相より、森総理及び河野大臣を「ス」に招待したい旨の表明があった。(3)「ス」の国内情勢
「カ」外相より、「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」との紛争について詳細に亘る説明があり、「ス」政府は話し合いによる平和的解決を目指しており、これを支持する日本の立場を高く評価する旨表明があった。
(4)国際情勢
河野大臣より、朝鮮半島情勢及び先般のASEM会合についての説明がなされた。また、「カ」外相より、SAARC(南アジア地域協力連合)の活動につき説明の上、日・SAARC基金を通じた我が国の協力につき感謝の念が表明された。これに対し、河野大臣より、引き続きSAARCに対する協力を進めていきたい旨応答した。
3.評価
(1)スリランカの外相として6年ぶりの今回の訪日により、8月の森総理による南西アジア訪問の際に時間的制約のため訪問できなかった「ス」との間で、右訪問後初めて南西アジア諸国との外相レベルの協議を行うこととなった。右協議は、直前に行われた「カ」外相の総理表敬とあわせて、我が国が「ス」との友好・協力関係の維持・強化を引き続き重視している旨のメッセージを先方に伝える機会となり、先方はこれを高く評価した。
(2)今次訪問は、「ス」の総選挙及び新内閣成立直後の訪問となったが、新たにスタートした「ス」政府との間で日「ス」外交関係樹立50周年を迎える2002年に向けた両国関係の一層の増進に向けて努力する旨を再確認したことは、今後の日「ス」関係強化の道筋をつけた点で意義深い。
(3)スリランカの民族問題に関し、我が方より話し合いを通じての平和的解決に向けた努力を強く慫慂し、「カ」外相から右取り組みについての確認を得たことで、同問題の平和的解決に向けての寄与をなし得た。
(4)印「パ」間の緊張関係を反映しSAARCの活動が首脳レベル等では停滞を余儀なくされている状況において、我が国は、SAARC議長国外相の訪日を実現し、我が国のSAARCに対する支援の継続・強化を表明したことにより、地道なSAARC活動への貢献を通じて、南西アジア地域の安定と繁栄を希求する我が国の姿勢を明確にアピールすることとなった。
| BACK |
|
| ||||||||||