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トップページ > 会談・訪問 > 主な要人の来日日程 |
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要人来日日程(平成12年)
平成12年8月29日
1.概要8月20日~25日、アレマン・パナマ外相は平成12年度外務省賓客としてサラサール海運庁長官を含む随員と共に訪日した。22日に行われた外相会談及び河野大臣主催夕食会では、予定の時間を大幅に越えて河野大臣との間で広範な議題について意見交換が行われた。
23日には常陸宮同妃両殿下への接見が行われ、24日には日野金融庁長官とマネー・ローンダリング取締等について意見交換した。この他、文化無償E/N署名、藤田JICA総裁、畠山JETRO理事長、全国銀行協会、経団連等との会談が行われた。2.訪日の意義と評価
(1)モスコソ政権との関係強化
アレマン外相は、モスコソ大統領に最も近い閣僚の一人であり、90年度中南米青年招聘で訪日した経験があり、親日家として知られている。今次訪日を通じて外相同士の個人的な関係が築かれると共に、我が国政財界の要人と広く懇談し、アレマン外相の親日度が高まった。
また、モスコソ政権閣僚の初めての訪日でもあり、パナマ運河返還後の新しい日・パナマ関係発展にとってのステップとなった。更に、モスコソ大統領訪日を平成13年度中に調整することとなり、常陸宮同妃両殿下に対するパナマ訪問招待がなされる等、二国間の要人往来の活性化に向けて弾みがついた。(2)対日重視姿勢の確認
パナマ運河の第二のユーザーであり、経済大国である我が国との経済関係、特に日本企業による投資への大きな期待が表明された。
また、モスコソ政権はパナマ運河返還後対米依存を弱め、対アジア・欧州関係を強化しようとしているところ、対アジア外交の窓口としての我が国との関係を極めて重視していることが確認された。
その証左として、ミレニアム・サミットの場で我が国の立場に対する支持を表明する旨述べた。(3)我が国船舶のパナマ運河の安定的航行の確認
海運の要衝であるパナマ運河を今後も安全かつ効率的に航行できるよう、パナマ政府として管理体制を確保することを確認した。また、パナマ運河を放射性物質輸送の重要な経路として今後も利用することについての理解と協力を再確認した。
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