麻生総理大臣

タミーム・カタール国皇太子殿下と麻生総理大臣との会談

平成21年5月27日

 本27日(水曜日)、18時45分から30分間、麻生総理大臣は総理官邸において、公式実務訪問賓客として来日中のタミーム・カタール国皇太子殿下と会談し、引き続き夕食の場で意見交換を行ったところ、概要以下のとおり。

1.二国間関係・航空

(1)麻生総理大臣より、皇太子殿下一行の訪日を歓迎し、緊密な両国の関係が幅広い分野で重層的に発展していくことを期待する、引き続きエネルギー分野における両国間の協力の維持・拡大を期待するとともに、2010年春に予定されている成田・ドーハ間のカタール航空の直行便の就航により、ヒト、モノの往来がより一層活発化することを期待する旨述べた。

(2)これに対し、タミーム皇太子より、日本政府からの今次訪日招待に謝意を表するとともに両国間に存在する緊密な協力関係を歓迎し、ハマド首長の指示に基づき二国間の友好関係を更に深化させていきたい旨述べた。

2.教育

(1)麻生総理大臣より、ドーハ日本人学校の再開に際し、タミーム皇太子のイニシアティブのもと、カタール側から多大なる支援を頂き感謝する、教育協力の更なる進展のため、両国間で密接に相談したい旨述べた。

(2)これに対し、タミーム皇太子より、同校は両国の友好・協力関係の象徴であり、この学校でカタールの子供達が日本の子供達と一緒に勉強することを通じて、両国民の関係が一層発展することを期待する旨述べた。

3.二国間経済関係

(1)麻生総理大臣より、経済関係の更なる発展のため、投資協定交渉の早期交渉開始、湾岸協力理事会(GCC)とのFTA交渉の早期妥結を目指し、更に協力したい旨述べた。

(2)これに対し、タミーム皇太子より、両協定の早期締結は両国の経済・ビジネス関係の更なる強化に資するものであり、鋭意進めていきたい、本日同席しているアティーヤ副首相がカタール側議長を務める日・カタール合同経済委員会の場で協議していきたい旨述べた。

4.地域情勢

(1)麻生総理大臣より、カタールが中東地域の安定のために独自に役割に努めていることを評価・支持する、日本としても国際社会の安定に貢献していく旨述べた。

(2)これに対し、タミーム皇太子より、中東及び世界の安定は両国及び国際社会にとり極めて重要であり、このための努力を継続する、また先日のパキスタン支援会合開催等の日本の地域の安定に向けたイニシアティブを評価する旨述べた。

(3)この後、両者は中東情勢、アジア情勢等につき意見交換を行った。

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