麻生総理大臣

麻生総理とルーラ・ブラジル大統領の電話会談

平成21年5月27日

 本27日(水曜日)午後9時30分から約20分間、総理官邸にて、当方の発意により、麻生総理大臣とルーラ・ブラジル大統領の電話会談が行われたところ、概要以下のとおり。

  1. 麻生総理より、北朝鮮による今般の核実験に対しブラジルが速やかに非難声明を発出したことを高く評価している、核実験は国際社会に対する挑戦でありブラジルとも協力して対応していきたい旨述べた。これに対しルーラ大統領よりは、ブラジルの採った対応は当然のことである、北朝鮮の誤った行動を引き続き非難していく、ブラジルは日本の懸念を共有し、今後国連安保理で決議が採択されれば全面的に支持する方針である旨述べた。
  2. 地上デジタルテレビ放送の日本ブラジル方式に関し、両首脳は、4月にはペルーでも採用されたなどの重要な進展を踏まえ、他の南米諸国における同方式の普及に向け引き続き共同して取り組んでいくことを確認した。
  3. ブラジルのリオ-サンパウロ-カンピーナス間の高速鉄道建設計画に関し、麻生総理より、同計画は日本ブラジル間の戦略的パートナーシップを推進していく上で象徴となる案件であり、今後も両国間で一層緊密な連携を図っていたい旨述べ、これに対しルーラ大統領は、日本の優れた技術等に対する前向きな評価を示した。
  4. ルーラ大統領より、世界経済危機の影響を受け深刻な困難に直面している多くの在日ブラジル人を支援するため日本政府が積極的に支援を行っていることに謝意を述べた上で、今後ブラジルから政府高官を日本に派遣し、日本でブラジル人を支援している関係者との連携を一層緊密にしたいと考えている旨述べた。これに対し麻生総理より、在日ブラジル人に対しては教育、雇用、住宅対策等様々な支援を行っており、引き続きブラジル側と緊密に協力していきたい旨述べた。
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