
日インドネシア首脳会談(概要)
平成20年11月15日
- 14日(金曜日)16時(現地時間。日本時間15日(土曜日)6時)より約35分間、ワシントンにおいて日インドネシア首脳会談が行われた。金融・世界経済サミットを翌日に控え、東南アジアからの唯一の参加国であるインドネシアと、金融危機に対する両国の協力・連携について意見交換を行った。
- まず、ユドヨノ大統領より、先日、行天・野上両特使とお会いし、金融危機の克服について、麻生総理と同じ考えを有していることを承知した、今後、同じ考えで持って協力していきたい旨述べられた。
- 麻生総理より、先般、自分の特使にお会いいただき感謝する、同じ考えをもって当たっていけることはありがたい、100年に一度の金融危機に一緒になって解決に当たりたい旨述べられた。
- これに対し、ユドヨノ大統領より、麻生総理の発言に賛意が表明されるとともに、日本は今回の危機に当たって、グローバルな場においても、またASEAN+3等の地域的な場においても極めて重要な役割を果たしうるのであり、今回のサミットに当たって、両国で協調していきたい、と述べた。
- また、ユドヨノ大統領より、日本はインドネシアとの二国間の経済分野での協力においても、多額の投資をしてインドネシアの経済発展に貢献していただいた、今後ともエネルギー、インフラ、投資分野で連携したい旨の発言がなされた。
- これに対して、麻生総理より、アジアにも金融危機の影響が出始めているが、これは必ず実体経済にも影響してくる、これに対してアジアが地域として協力して乗り越える必要がある旨述べられた。また、麻生総理より、ドルを基軸とする通貨体制を支える姿勢が大切である旨述べた。
- さらにユドヨノ大統領より、インドネシアとしても金融の安定に加え、実体経済への影響を防がねばならないと考えている、日本はこれまでODAを通じてインドネシアのインフラ支援に大きな貢献をしていただいたが、引き続きこのような支援をも通じてインドネシア経済を発展させ、もってアジア全体の成長に寄与したい旨述べられた。