麻生総理大臣

日メキシコ首脳会談の概要

平成20年11月23日

 11月23日午前9時20分より、約40分間、麻生総理はカルデロン・メキシコ大統領とペルー陸軍総司令部で会談したところ、概要以下のとおり。

1.総論

 冒頭、総理より、モウリーニョ内相の逝去についてお悔やみを申し上げるとともに、カルデロン政権の治安改善、麻薬撲滅に向けた取り組みの継続を期待していると述べた。カルデロン大統領からは、弔意に謝意を表明の上、法治国家実現のために強い決意で闘うと述べた。

2.二国間関係

(1)総理より、今回は本年2度目の首脳会談であることを指摘しつつ、今後ともハイレベルの対話を通じて戦略的パートナーシップを強化したい旨述べたところ、カルデロン大統領も同意した。

(2)総理より、本年が国交樹立120周年、明年から2010年にかけて交流400周年を迎えるので、交流を一層推進させたいと述べつつ、明年、貴大統領を日本にお迎えすることを楽しみにしていると述べたところ、カルデロン大統領は、是非、明年日本を訪問したいと答えた。

3.世界金融危機

 カルデロン大統領より、先の金融サミットでの総理の提案を高く評価している旨述べた。また、両首脳は、先日のワシントンでの首脳会合で打ち出された具体的行動をAPECとしても実行に移していくことの重要性について、意見が一致した。

4.気候変動

 総理より、メキシコが気候変動問題に高い関心を有していることを評価しつつ、2013年以降の次期枠組みについて協力して取り組んでいきたい、メキシコが関心を有している省エネ技術について、日本の経験を共有する用意がある旨述べた。カルデロン大統領からは、日本が提案するクール・アース推進構想は途上国の参加を促す上で有益である、メキシコは先進国のみならず、途上国も能力に応じて貢献すべきであると考えている旨述べた。また、メキシコが提唱している「緑の基金」について説明があった。

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