総理大臣

日米首脳電話会談(概要)

平成25年2月14日

 14日午前7時55分から20分間,安倍内閣総理大臣はオバマ米大統領と電話会談を行ったところ,概要以下のとおり。

  1.  安倍総理より,まず,オバマ大統領が13日の一般教書演説において北朝鮮の核実験に対する断固とした立場を表明したことを高く評価している旨,また,今般の北朝鮮の核実験は,核兵器不拡散条約(NPT)を中心とする軍縮不拡散体制に対する重大な挑戦であり,12月のミサイル発射と共に,北東アジアだけではなく国際社会全体の平和と安全を著しく損なうものである旨述べた。
     さらに,国際社会は,北朝鮮による核実験を決して容認すべきではなく,安保理は,制裁の追加・強化を含む決議を速やかに採択すべきと述べた。日本が今般の核実験を受けて,すでに再入国禁止の対象を在日北朝鮮当局者から拡大する措置を直ちに発表したこと,また米国に完全に協力する旨述べた。
     加えて,7年前のマカオのバンコ・デルタ・アジアに対する制裁に触れつつ,金融制裁についても米国と協力していきたいと述べた。
     以上に対し,オバマ大統領より,北朝鮮の今般の核実験が北東アジアにとっての脅威であり,国際社会が断固たる対応をとる必要があるとの認識で一致しているとの反応があった。
     また,オバマ大統領は,追加的制裁を含む,新しく,強い安保理決議の採択がなるべく早く実現されるよう引き続き努力していきたい旨述べた。
  2. 続けて,安倍総理より,日米韓の連携の下協力していく,その下で中国にも協力を求めていく旨,またオバマ大統領の声明の中で地域の同盟国の防衛に対するコミットメントを明確にしていることを評価する旨述べた。
     右に対し,オバマ大統領からは,日米韓の連携が重要であるとの認識で一致する旨述べた。また,オバマ大統領からは,米国の核の傘により提供される拡大抑止を含め,日本に対する米国の防衛コミットメントは不動であることを明確に再確認したい旨述べた。
  3. 安倍総理より,北朝鮮による拉致問題については,自分の政権のうちに完全に解決するとの決意を表明し,これまでの米国の理解と支持に感謝する旨,引き続きの支持をお願いしたい旨述べた。
  4. さらに,来週米国を訪問し,オバマ大統領と率直な意見交換を行うことを楽しみにしている旨述べ,今回の訪米が,北朝鮮の核実験をはじめアジア太平洋の安全保障環境が厳しさを増す中,強固な日米同盟を内外に示す極めて重要な機会と考えている旨述べた。
     これに対し,オバマ大統領より,安倍総理の来週の訪米については大統領としても非常に楽しみにしている旨,今後の北朝鮮への対応が大きなトピックとなる旨述べ,更に掘り下げた議論をしていきたいと述べた。

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