平成19年6月6日
6月5日、ドイツ訪問中の安倍総理大臣は、16時35分(日本時間同日23時35分)から約30分間、メルケル首相との間で首脳会談を行ったところ、概要と評価は以下のとおり。
(イ)メルケル首相が、日本側の招請に応えて、8月下旬から9月初旬にかけて訪日することで合意した。また、安倍総理に対し、日本がパートナー国となった来年のハノーバー・メッセへの招待がなされた。
(ロ)その他、イノベーションと改革を通じた経済成長による日独経済関係の更なる拡大への期待が双方から表明された。
安倍総理より、安保理改革は国連改革の最も重要な要素である、常任理事国を目指す我が国の立場は不変であり、今後もドイツと協力したいと述べた。これに対し、メルケル首相より、国際社会の諸問題を解決するにあたって、国連が正統性を有することに疑いを持つものはおらず、その改革は是非とも実現しなければならず、日独で今後とも協力していきたいと述べた。
(イ)メルケル首相より、アフガニスタン及びレバノンにおける日独協力の提案があった。安倍総理からは我が国のアフガニスタン支援について説明するとともにレバノンの現状への懸念が表明された。
(ロ)メルケル首相の問いに対し、安倍総理より、自身の訪中や温家宝首相の訪日などによる日中関係の進展につき説明。中国が国際社会と協調的な形で経済発展を続け、透明性を持って地域及び国際社会で責任ある建設的役割を果たすことが重要と述べ、メルケル首相もこれに同意した。
(1)現G8議長国のドイツと次期議長国の我が国とが緊密に協力していくことで一致。
(2)1月の日独首脳会談で築かれた両首脳間の個人的信頼関係を更に深めることができた。また、我が国の招待を受け、メルケル首相が8月下旬から9月初旬に首相就任後初めて訪日することで合意されたことにより、日独関係の一層の発展が期待できる契機が得られた。
(3)国連安保理改革での協力が確認された他、中国情勢について認識を共有できた。