安倍総理大臣

日・インド首脳会談(概要)

平成26年1月25日

英語版 (English)

1月25日(土曜日)18時15分頃から19時35分頃(現地時間)まで、インドを訪問中の安倍総理大臣は、インドのシン首相と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。なお、会談終了後、両首脳は「日インド戦略的グローバル・パートナーシップの強化」と題する共同声明(骨子(PDF)PDF仮訳(PDF)PDF英文(PDF)PDF)に署名した。
 
冒頭、シン首相より、安倍総理に対し、共和国記念日の主賓としての招待を受けたことへの感謝の意が伝えられた。安倍総理より、最も重要な記念日である共和国記念日の主賓としてお招きいただき光栄である旨述べるとともに、昨年に天皇皇后両陛下がインドを御訪問になった際のインド側の暖かい歓迎に感謝の意を伝えた。
 
1. 政治・安全保障

(1) 安倍総理より、アジア太平洋地域の海洋の自由と法の支配を守ることの重要性を指摘したのに対し、シン首相より、インド海軍と海上自衛隊の共同訓練、印米共同訓練への日本の参加、国防大臣の年内訪日など大臣レベルの交流も促進されるなど日印の防衛協力が強化されていることを歓迎する旨の発言があった。また、シン首相より、日本の国家安全保障会議の発足と、日本の国家安全保障局長とインド国家安全保障担当顧問の間での協議の立ち上げを歓迎する旨述べた。

(2) また、両首脳は、東アジアの情勢認識などについても意見を交換した。両首脳は、北朝鮮の核の保有は認められないという認識で一致し、安倍総理からは拉致問題の解決に向けたインドの更なる協力を要請した。両首脳は、ASEANに関する日印協力の協議の立ち上げに一致した。

(3) 民生用原子力協力について、両首脳は、これまでの関係当局間での精力的な交渉と、それによる実質的な前進を歓迎し、交渉の早期妥結に向け更なる努力を行うべきことで一致した。
 
2. 経済・経済協力

(1)安倍総理より、日印間の経済関係が大きく発展していることを評価する、インドの発展は日本の利益であり、今後もODAを活用したインフラ整備や貧困削減などの支援を行っていくとの考えを伝達した。また、安倍総理より、3件(総額約2000億円)の円借款の供与を決定した旨伝えたのに対し、シン首相より、日本のODA支援に対する謝意表明があった。両首脳は、高速鉄道に関する共同調査の開始を歓迎した。

(2)両首脳は、インドのインフラ整備に引き続き日本の高い技術が活用されることへの期待を表明し、その関連で、日本からの投資拡大のためのビジネス環境整備に関する協力を強化することで一致した。
 
3. 人的交流・学術交流

 安倍総理より、インド人の一般旅券保持者に対する短期滞在数次ビザの導入を決定したことを伝達し、シン首相よりこれに対する謝意表明があった。その他にも、安倍総理は、日印間の高等教育機関の連携促進、留学生受け入れなどを通じた学術分野での交流深化に期待を表明した。

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