エジプト訪問中の有馬龍夫中東和平担当特使は、現地時間1月11日(日曜日)午前9時50分より約1時間、アブルゲイト・エジプト外相と会談を行ったところ、概要以下のとおり。
(1)有馬特使より、エジプトは停戦にむけたモメンタム作りに重要な役割を果たしており、日本政府は現在エジプトが行っている仲介努力を高く評価しこれを支持するとのムバラク大統領宛の麻生総理からのメッセージを伝達した。
また、有馬特使より、現下のガザ情勢について、即時停戦を実現し、その上で持続可能な和平を実現することが重要であると考えている、人道的な悲劇が生じており、即刻、停戦を実現する必要があるという点で、日本とエジプトの立場は一致していると述べた。
(2)アブルゲイト外相より、パレスチナに対する1,000万ドルの緊急支援をはじめとして、日本は停戦努力に客観的かつ公平な立場で協力しており、これに感謝する旨発言があった。
ガザ境界管理についてアブルゲイト外相より、2005年の合意に言及しつつ、まずは即時停戦の実現が先であり、境界管理についてはその後の話であるとの発言があった。
また、アブルゲイト外相より、エジプトはこの地域の大国として、地域の平和を乱すいかなる挑戦からも逃げることはないという発言があった。
(1)有馬特使より、この1月から安保理非常任理事国を務める我が国として、安保理決議第1860号の採択にあたりアブルゲイト外相が果たした重要な役割に感謝している旨述べた。
(2)アブルゲイト外相より、同決議採択にあたっての国連の日本代表部の貢献を評価する旨、また同決議に謳われているとおり、人道状況の改善のために必要な措置がとられるべきである旨発言があった。