岡田外務大臣

日豪外相会談(概要)

平成22年2月21日

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 岡田外務大臣は、2月21日(日曜日)10時30分から約90分間、訪問先の豪州パースにおいてスミス外相と会談したところ、概要は次のとおり。

1.日豪関係概観

 両外相は、近年の日豪関係が従来の経済的な相互補完性を脱し、戦略的パートナーシップに発展してきていることを確認。

2.安保協力

  •  (1)両外相は、日豪間の安保協力が進展してきていることを評価した上で、日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)を本年前半に東京で開催する方向で調整することについて一致。
  •  (2)両外相は、自衛隊と豪州軍のロジスティックス協力に関する協定の締結交渉を3月初旬に開始し、早期の妥結を目指すことについて一致。
  •  (3)両外相は、日豪両国だけでなく地域の平和と繁栄にとって米国の関与が引き続き重要であるとした上で、日米豪の3カ国による協力を強化することが重要であるとの認識で一致。

3.核軍縮・核不拡散

 両外相は、「核兵器のない世界に向けて」と題する共同ステートメント(和文(PDF)英文(PDF))を発出し、5月のNPT運用検討会議に向けて、実践的な核軍縮・不拡散措置に関するパッケージを追求していくことで一致。

4.捕鯨

  •  (1)スミス外相は、特に豪州として公海上の安全の確保を重視していると強調した上で、この観点からシー・シェパードによる暴力的な抗議活動を強く非難するとの立場で岡田外相と一致。
  •  (2)両外相は、捕鯨について日豪の立場が異なることを認めつつも、引き続きIWC及び二国間を通じた外交的解決に向けて冷静かつ建設的な議論を行っていくことで一致。他方、スミス外相からは、豪州として、南氷洋での捕鯨を一定期間後にゼロにするという提案を近くIWCに行い、また、外交的解決が不可能な場合には国際法廷に提訴することを考えているとの説明があった。
  •  (3)最後に、両外相は、捕鯨問題が良好な日豪関係全般に悪影響を及ぼさないよう両国政府が努力することが重要であるとの点で一致。

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