中曽根外務大臣

中曽根外務大臣のチエット・ベトナム国家主席表敬(概要)

平成21年5月25日

チエット国家主席表敬


 ベトナムを訪問中の中曽根外務大臣は、25日(月曜日)現地時間午前10時30分(日本時間午後12時30分)から約30分間、チエット国家主席を表敬訪問したところ、概要以下のとおりです。

1.二国間関係

(1)総論

 中曽根大臣より、皇太子殿下のベトナム御訪問の際のおもてなしに感謝する、本年はハイレベルによる往来が盛んであり、両国の良好な関係が両国国民にも理解され、大変喜ばしい旨述べた。これに対しチエット国家主席より、大臣のベトナム訪問を歓迎する、2007年に同国家主席が訪日した際の日本側の歓待、特に天皇皇后両陛下によるおもてなしに感謝する、両国はこれまで種々の困難を乗り越えてきたが、これは両国の相互信頼及び協力関係を示すものである旨述べた。

(2)経済関係

 チエット国家主席より、ベトナムの経済発展に対する日本の支援、特にODAによる支援に対する謝意を述べるとともに、世界経済金融危機における日本のアジア諸国への支援を評価する旨述べた。

(3)その他

 チエット国家主席より、天皇皇后両陛下のベトナム訪問につき重ねて招待があったのに対し、中曽根大臣より、ご招待の件は関係部局に然るべく伝達する旨述べた。

2.北朝鮮情勢

 中曽根大臣より、今朝北朝鮮が核実験を実施した、国際社会全体が安保理議長声明などで北朝鮮の行為を非難している中、北朝鮮が核実験を強行したことは遺憾であり、北東アジアのみならずアジア、ひいては世界の緊張を高めるものであり、断じて許すことができない、同じ安保理のメンバーとして、安保理の場でも緊密に協力していきたい、オバマ大統領が核廃絶演説を行い、米ロ間で核軍縮の機運が高まる中での北朝鮮の行為は許されない旨述べ、先に行った核軍縮に関するスピーチを紹介した。これに対しチエット国家主席より、北朝鮮の核問題に関する日本の心配を共有する、ベトナムは核兵器のない北東アジアを支持しており、北東アジアの安定と繁栄に向け努力したい、安保理議長声明を支持し、今後も協力していきたい、北東アジア及び世界の平和を願っている旨述べた。

3.日メコン協力

 チエット国家主席より、日本の対メコン地域協力を評価する、ベトナムでは本年ホイアンにて「ジャパン・フェスティバル2009」を、またカントーにて「日メコン観光文化週間」を実施する旨述べた。

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