
日・エジプト外相会談後に発表された中曽根外務大臣のプレスステートメント
平成21年5月3日
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中曽根外務大臣によるプレス・ステートメント(仮訳)
- 今回、エジプトを訪問する機会を得てうれしく思います。我が国は、中東・アフリカ地域における主要な安定勢力であるエジプトが、中東和平の実現やアフリカの持続可能な開発のための努力を通して、この地域の平和と安定を確保するための重要な役割を果たしていることを高く評価しています。
- 日本とエジプトは、長く良好な関係を享受し、幅広い分野で協力を促進してきました。近年は、エジプト・日本科学技術大学(E-JUST)構想をはじめ、科学技術や平和構築の分野などにも協力の分野がさらに広がってきています。
- ムバラク・エジプト大統領には、私を温かく歓迎していただきました。同大統領は、両国間の強固な関係をさらに発展させることの重要性を強調されました。
- アブルゲイト外務大臣には、タハリール・パレスでの夕食会にお招きいただき、エジプト流の嗜みで私をもてなしていただきました。私たちは多くの問題について幅広い戦略的協議を行いました。
- 中東和平については、日本は、パレスチナ国民対話におけるパレスチナ諸派間の和解の促進について、エジプトが行っている努力を評価しています。会談において、私は、二国家解決に基づく中東和平の実現に向けてエジプトが行っている努力を、我が国として引き続き支援していく旨強調しました。
- イランについては、私の同国訪問の概要を説明しました。日本政府は、イランが核問題で安保理の関連諸決議に沿って国際社会の信頼を回復することが重要であること、また、イランが、地域及び国際社会において建設的な役割を果たしていくことが極めて重要だと考えています。
- 我が国は、アラブ諸国が、地域の平和と繁栄を促進するために、様々な相異を乗り越え、共同歩調をとることを期待します。我が国はこのためのエジプトの努力を支持してきており、今後の更なる努力に期待しています。
- 我々は、スーダン(ダルフール)、ソマリア沖海賊問題等の重要な課題についても協力を促進することで一致しました。
- 最後に、この偉大な国エジプトへの私の今回の訪問に際しての、ムバラク大統領及びアブルゲイト外務大臣からの温かいもてなしに、改めて深く感謝いたします。