中曽根外務大臣

日ミャンマー外相会談(概要)

平成21年7月22日

 ASEAN関連外相会合出席のためタイを訪問中の中曽根外務大臣は、22日(水曜日)現地時間午前11時50分(日本時間午後1時50分)から約20分間、ニャン・ウイン外相と外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.中曽根大臣より、次のとおり述べた。

(1)潘基文国連事務総長のミャンマー訪問の際、潘事務総長より提起した、すべての政治犯の釈放、対話の再開、信頼に足る選挙のための環境整備等につき前向きに応えることを期待する。近く政治犯釈放の動きがあると聞いている。

(2)国際社会との関係で、今は、ミャンマーにとって極めて重要な時期である。そのようなことを踏まえ、アウン・サン・スー・チー女史の裁判については適切に対応することを期待する。

2.これに対し、ニャン・ウイン外相は次のとおり述べた。

(1)事務総長がミャンマーを訪問した際には、ミャンマー政府としてできることはすべて対応した。政党との会談については、事務総長の要望に応えて国民民主連盟(NLD)と個別に面会できるようにした。また、公開スピーチは、一部のアジア諸国においては認められないが、我々は事務総長の立場を尊重して許可した。

(2)一部の囚人の釈放について真剣に検討している。

(3)来る総選挙は公正に実施する。近く政党法や選挙管理委員会法を制定する予定。

(4)ミャンマーは、国連加盟国として北朝鮮に関する国連安保理決議に従った対応をしていく。同決議は国連加盟国として遵守しなければならないものであり、これに従う。北朝鮮船舶カンナム1号については、ミャンマーに向かっていると報じられたが、我々はどこにいくのか承知していなかった。(これに対し中曽根大臣より、そうしたミャンマー政府の対応を評価する旨述べた。)

3.最後に中曽根大臣より、本年後半に日メコン首脳会議を我が国において開催する予定であり、テイン・セイン首相の出席を期待している旨述べ、これに対しニャン・ウイン外相は、同首相が出席できるように最大限努力する旨述べた。

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