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日中関係
- 尖閣諸島:日本の立場を改めて述べ、中国側に再発防止等を繰り返し申し入れ。
- 中国海洋調査船:川口大臣より東シナ海相互事前通報の枠組み、東シナ海以外の排他的経済水域での国連海洋法条約の遵守を申し入れ。李外交部長より、事前通報の枠組み重視、国連海洋法条約の規定に従った日本側の権益尊重を表明。日中事務レベルで本件について協議することで一致。
- 台湾問題:中国側より原則的な立場の表明。川口大臣より、日中共同声明にあるとおり、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していく立場に何ら変わりはない旨表明。
- ハイレベル往来:温家宝総理の訪日を招請。温総理より、度々の招請へ感謝、良い雰囲気の中で訪日できることを願っている旨応答。また、唐家セン国務委員の今夏の訪日を招請。唐国務委員より、招請に心から感謝、国務委員として初の外遊先が日本ということとなれば日本との縁の深さを示す旨表明。
- 対中ODA:川口大臣より日本国内での支持と理解を深めるために、中国の第三国援助の透明性の向上、中国における広報努力を要請。李部長より、円借款に係る協力は成功、中国政府・国民はこれを高く評価している、SARSの際の支援への感謝を全人代の記者会見で表明した旨応答。
- 日中領事協定:同協定の重要性、早期締結の有益性につき認識が一致。
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北朝鮮情勢
- 李外交部長より、先般の同部長の訪朝について説明があった後、日中双方は、六者会合のプロセスの取り進め方について議論、作業部会を早期に開催することの重要性につき一致。
- 拉致問題に関し、川口大臣より中国側の協力を引き続き求め、李外交部長より、中国は一貫して拉致に反対、日本国民の関心を理解、日朝間のルートでの早期解決を期待している旨表明。
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日中韓協力
- 日中韓の外相レベルの協力を強化していくことで一致し、日中韓外相会合の個別開催について原則合意(日程について今後調整)。
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