1. 主な行事等
- (1)カルザイ大統領への表敬
- (2)ラスール外務大臣との会談及び昼食会
- (3)JICA専門家との懇談
2. 成果
(1)カルザイ大統領表敬
- (ア)玄葉大臣から、我が国として東日本大震災にもかかわらずアフガニスタン支援を継続していく旨を伝えるとともに、本年7月に予定されている東京会合について、アフガニスタンの財政の持続可能性と開発の両立及び抽象的議論ではなく、目に見える具体的成果を重視するとの我が方の考え方を説明。また、東京会合成功のためにも、汚職対策、法の支配、女性の人権を始めとしたガバナンスの向上に向けた一層の努力をお願いしたい旨伝えるとともに、援助関係者を含む、現地における邦人の安全確保につき申入れ。
- (イ)カルザイ大統領からは、東日本大震災にあたってのお見舞いとともに、我が国のアフガニスタン支援に対する感謝を表明。また、東京会合に係る日本のイニシアティブを高く評価するとの発言や、カルザイ大統領自身も万難を排して東京会合に出席したい、引き続き本件について両国で緊密に協議を行っていきたい旨発言。また、ガバナンスにつき、公務員制度改革、教育改革に取り組んでいる旨説明があり、東京会合の前にもその成果を出すべく、検討・工夫したい旨述べた。
- (ウ)東京会合の詳細については、玄葉大臣から、今後、アフガニスタンや関係国と密接に協力しつつ、検討を行っていく予定だが、アフガニスタンの持続可能な成長・開発戦略を主要テーマとする旨説明。具体的には、22ある国家優先プログラムに優先順位付けを行い、適切に資金の貼り付けを実施するとともに、アフガニスタンと周辺諸国との連結性を高めることが重要である旨説明。アフガン側は、この考え方に基本的に賛同し、今後カブールベースで緊密に協議していくこととなった。アフガン側からは、東京会合を日本が主催することへの強い期待を表明。
- (エ)このほか、和解・再統合についても率直に意見交換。
(2)ラスール外相との外相会談兼昼食会
ラスール外相との外相会談兼昼食会では、打ち解けた雰囲気の中でアフガニスタンとパキスタンの関係を含む周辺国との関係やタリバーンのカタール事務所設置を含む政治プロセス等について意見交換。


