平成19年5月5日
5月4日、「イラク安定化に関する周辺国拡大外相会合」に日本政府代表として出席するためにエジプトのシャルム・エル・シェイクを訪問中の麻生外務大臣は、同日17時35分から約25分間、同会合が開催されたコングレス・センター内会議室において、アブルゲイト・エジプト外相と会談を行ったところ、概要以下のとおり。
1.麻生外務大臣から以下のとおり述べた。
(1)5月2日に安倍総理がエジプトを訪問した。この訪問にあたって、準備段階からアブルゲイト外相に協力頂いたと聞いており、大変感謝している。
(2)また、エジプトで主催された今般のイラク安定化に関する周辺国拡大外相会合を重視しており、今般、自分(麻生大臣)が米国、ロシアを訪問した後にシャルム・エル・シェイクを訪問した。会合の成功を喜んでいる。
(3)イラク復興のための国際社会の努力が続いているが、イラク情勢は依然として悪化しており懸念している。情勢が安定化するまで時間がかかるだろうが、アブルゲイト大臣の意見を伺いたい。
2.アブルゲイト大臣から以下のとおり述べた。
(1)安倍総理のエジプト訪問は実り多きものだった。自分はイラク関連会合の準備のためにシャルム・エル・シェイクに向かう直前に、安倍総理とムバラク大統領との首脳会談に同席したが、大変良い会談であった。
(2)不安定なイラク情勢を改善するためにはイラク政府の強い指導力が必要である。また、スンニー派、シーア派等の宗派間の対立が拡大しているが、宗派間対立は周辺国にも波及する大きな問題である。国民融和を図る努力が必要。
(3)また、イラク国内外への避難民が増加していることも懸念。問題は多いが、国際社会で協力していきたい。また、日本との間でも協力していきたい。