平成19年1月13日
フィツォ首相表敬
日・スロバキア外相会談
1月12~13日、麻生大臣は、我が国外務大臣として初めてスロバキアを訪問し、クビシュ外務大臣との間で外相会談を行った。また、麻生大臣は、フィツォ首相表敬を行った。
(1)二国間関係
(イ)麻生大臣より、我が国の新外交政策の一つである「自由と繁栄の弧」に触れつつ、民主主義の価値観を重視し外交に取り組んでいく旨述べた。スロバキア側より、「自由と繁栄の弧」の理念を共通テーマとして具体的協力を行っていきたい旨述べた。
(ロ)スロバキア側より、日本からの投資に強く感謝・歓迎するとともに、さらなる投資貿易の拡大に対する期待が表明された。
(ハ)麻生大臣より、クビシュ外相の訪日を要請した。スロバキア側より、安倍総理大臣のスロバキア訪問の要請があった。また、フィツォ首相より、日スロバキア議連会長である浅野外務副大臣への謝意が表された。
両外相は、V4+1外相会合をASEM等の国際会議の機会を捉え開催できるよう今後調整すること、また、担当局長間での政務協議を少なくとも年1回実施することで一致した。
(3)国際情勢・地域情勢
(イ)クビシュ外相より、スロバキアは本年末まで安保理非常任理事国であり、対北朝鮮制裁委員会の議長も務めている、北朝鮮のミサイル発射や核実験は断じて容認できず、制裁と対話を通じて最終的に核開発を放棄させることが重要と述べた。麻生大臣より、先般の六者会合について説明するとともに、我が国による対北朝鮮制裁がじわじわボディブローのように効いていると感じる旨述べた。
(ロ)その他、中央アジアや中国情勢に関するやりとりがなされた。
(1)日本の外務大臣として初めてスロバキアを訪問。共通の価値観を有するパートナーとして、協力関係を推進することで一致。
(2)我が国外交の新機軸である「自由と繁栄の弧」の重要な一翼を担うV4グループ(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー)の現議長国であるスロバキアとの間で、「自由と繁栄の弧」の形成のために緊密に連携することに合意。また、そのために有効なメカニズムであるV4+1協力を今後とも推進していくことを確認、今後、外相会合、政務協議を行うことにつき合意した。
(3)伝統的親日国であり、国連や多くの国際機関選挙において我が国の立場を支持するスロバキアとの間で、北朝鮮問題等の国際社会における諸問題に対する共同の取組みを強化することで一致。
(4)近年両国間の経済関係が着実に発展していることを双方が歓迎するとともに、我が国より一層の投資環境整備への期待を伝達。