平成19年6月

6月1日、スペイン訪問中の麻生外務大臣は、午前9時から約40分間、サパテロ首相を表敬したところ、概要以下のとおり。
(1)サパテロ首相より、歓迎の言葉に続いて、本年1月の訪日延期は大変残念であった、スペインでは対日関心が非常に高く、両国関係も良好、経済関係を含め一層強化していきたい旨述べた。
(2)これに対し、麻生大臣より、サパテロ首相には訪日を実現して頂きたい、昨日、モラティノス外相から労働・居住許可及び査証発給を抜本的に迅速化することにつき話があり、右感謝している旨述べた。
(3)それに対して、サパテロ首相より、より多くの日本企業に進出いただきたく、労働・居住許可及び査証発給についてモラティノス大臣が述べたとおりに対応していくとの返答があった。
サパテロ首相より、スペインの観光客数はフランスに次ぎ世界第2位であり、観光収入もGDPの14%を占めるなど雇用創出効果も大きい、また、スペイン政府が非合法移民を合法化する措置をとったことで、約60万人が合法化され、社会保障の基金も欧州の中で最も大きな数字となった旨述べた。
(麻生大臣より、欧州統合の将来につき、サパテロ首相に問うたところ)サパテロ首相より、スペインはEUの一員となることで恩恵を受け発展してきた。今度はスペインがその恩恵を返していきたい。自分(サパテロ首相)としては、欧州としての外交政策を持つことも含め、欧州はもっと強い統合を目指すべきであると考えている旨述べた。