平成19年6月1日



5月31日、スペイン訪問中の麻生外務大臣は、モラティノス外務・協力大臣との間で、21時から約20分間の大臣のみの会合に続き、政策協議に関する覚書の署名式、ワーキングディナーを23時まで行ったところ、概要以下のとおり。
(1)全般
(イ)麻生大臣より、世界第8位の経済規模を有し、国際社会で政治的にも重要な地位を占めているスペインとの協力を強化したい、モラティノス大臣の訪日を歓迎したい旨述べた。
(ロ)これに対して、モラティノス大臣より、喜んで日本を訪問したい、セルバンテス協会東京事務所の開設式が行われる際に、産業界の人々と共に訪日する考えである旨述べた。
(2)労働・居住許可問題
(イ)モラティノス大臣より、日本との間で問題となっている労働・居住許可の発給に時間を要しているとの問題については、両国の経済関係促進のため、発給までの時間を抜本的に短縮するための措置をとりたい旨述べた。
(ロ)これに対して、麻生大臣より、この問題の重要性を指摘しつつ、スペイン側の対応に歓迎の意を表した。
(1)モラティノス大臣より、スペインは伝統的に中南米諸国との強い絆を有している、日本ともこの地域におけるプロジェクトを協力して行っていきたい旨述べた。
(2)これに対して、麻生大臣より、中南米での協力はこれまで実質的には行われてこなかったと承知、今回署名した政策協議に関する覚書を踏まえ、具体化のための対話を行っていきたい旨述べた。
(1)モラティノス大臣より、2008年の日本の安保理非常任理事国選挙への立候補に対する支持表明と共に、日本の安保理常任理事国入りに対する希望を尊重する旨述べた。
(2)これに対し、麻生大臣より、謝意を表しつつ、国連を時代にふさわしいものに変えていく必要がある旨指摘し、両者は国連改革に共に取り組んでいくことで一致した。