麻生外務大臣

ASEAN+3外相会議(概要)

平成19年7月31日

  • (写真)
  • (写真)

  1. 31日15時より約2時間、マニラにおいて、ロムロ比外務長官(ASEAN側)、(よう・けつち)(よう・けつち)中国外交部長(日中韓側)の議長の下、ASEAN+3外相会議が行われた。
     冒頭、ロムロ長官より、アフガニスタンにおける韓国人人質事件の犠牲者に対する黙祷を行いたい旨提案があり、出席者全員による黙祷が行われた。
  2. 引き続き、ロムロ長官より、(1)ASEAN+3協力は10周年を迎え、着実に進展してきている、(2)本年11月にシンガポールでの開催が予定されているASEAN+3首脳会議において、「東アジア地域協力に関する第二共同声明」及び「作業計画」が採択予定である、(3)両文書は、今後10年のASEAN+3協力の方向性を示す戦略的な文書であり、両文書の採択に向けて、協力していきたい旨の発言が行われた。
  3. 麻生大臣よりは、「第二共同声明」は、過去10年の実績を振り返るとともに、東アジア協力が国際社会の理解と支持を得つつ、地域の安定・繁栄のためにより具体的な成果を上げる上での基盤を提供する文書とすべき旨述べた。また、本年1月のASEAN+3首脳会議以降の我が国の協力イニシアティブのフォローアップ状況について説明を行った。

    (参考:我が国のフォローアップ状況)
    (1)日ASEAN経済連携促進のため、日ASEAN統合基金(JAIF)に約58億円を追加拠出
    (2)東アジアにおける女性と貧困問題に関する政府・NGOのワークショップを東京で開催
    (3)アジア防災センター(ADRC)と協力し、300万ドル規模の防災プロジェクトを実施
    (4)鳥インフルエンザ対策に6,700万ドルを追加拠出

  4. さらに、麻生大臣より、地域・国際情勢に関し、次のとおり述べた。

    (1)北朝鮮問題に関し、(イ)先般の六者会合において、初期段階の措置の実施状況の確認等が行われたが、これは朝鮮半島の非核化に向けた第一歩に過ぎない、(ロ)国際社会全体として、北朝鮮に対し、非核化に向けた具体的行動をとるよう引き続き働きかける必要がある、(ハ)参加各国からの理解と協力を得たい旨述べた。

    (2)アフガニスタン情勢に関し、(イ)韓国人の人質事件で犠牲者が出たことにお悔やみを申し上げる、(ロ)我が国は、かかるテロ行為を強く非難するとともに、人質の即時解放を求める旨述べた。

  5. この他、各国より、過去10年のASEAN+3協力に対する評価、「第二共同声明」の重要性、六者会合の進展に対する評価と北朝鮮の核問題の平和的解決、韓国人人質事件に対する非難、中東情勢等につき発言が行われた。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る