平成18年11月15日

11月15日、ベトナムのハノイにおいて、麻生外務大臣とキエム・ベトナム副首相兼外務大臣との間で、日越外相会談が行われた。
(1)キエム外相から、大臣の訪越につき歓迎の表明があるとともに、10月のズン・ベトナム首相の訪日の大成功を嬉しく思う、安倍総理のベトナム訪問及びその機会に行われる予定の経済界との行事の準備を一所懸命行っている旨述べた。これに対し、麻生大臣から、ズン首相の訪日につき成功したと評価してもらい嬉しい、安倍総理のベトナム訪問を実りあるものにしたい旨述べた。
(2)ズン首相の訪日の際に来年1月から交渉を開始することとなった日越経済連携協定については、麻生大臣から、スピード感をもって交渉すべく、双方で努力したい旨述べ、キエム外相から、準備作業を進めているとの発言があった。
(3)また、投資環境の改善に関する日越共同イニシアティブの第2フェーズの行動計画を前回同様に協力して実施し、投資促進、貿易拡大のために協力していくことに合意した。
(4)キエム外相から、本年合意した科学技術協力協定を推進していきたいとの話があり、麻生大臣から、特にIT革命は産業革命に匹敵すると歴史家に評価されることとなるであろうと述べ、日本は一時IT化で後れをとったが政府が推進してブロードバンドなどで先進国となったとの経験を紹介し、この分野にベトナムが力を入れようとしているのは将来を感じると述べた。キエム外相からは、是非IT分野の人材育成などで協力していきたいとの考えが示された。
(1)麻生大臣から、会議場に入って、APECの成功を確信した。日本も東京オリンピックで自信を得たことがその後の国家発展につながった。今回のAPECの成功がベトナムの大きな成功につながると思う旨述べた。
(2)APECで行われている議論について、キエム外相から、麻生大臣の北朝鮮に関する発言に賛成する、また、APECの事務局機能の強化に関する考えにも同意したい旨述べた。