ODAとは? 援助政策

国別援助方針の概要

平成23年6月

1.国別援助方針とは

 被援助国の政治・経済・社会情勢を踏まえ,当該国の開発計画,開発上の課題等を総合的に勘案して作成する我が国の援助方針です。方針の策定に当たっては,被援助国において在外公館,JICA現地事務所等で構成される現地ODAタスクフォースの意見を十分踏まえることとしています。

2. 経緯

 昨年6月に公表した「ODAのあり方に関する検討 最終とりまとめ」において,「国毎の援助の重点分野や方針を一層明確にするため,国別援助計画を簡潔で戦略性の高いものに改編する。そのため,(中略)内容及びプロセスを簡素化・合理化した上で,原則として全てのODA対象国について策定する。」こととなり,以下のとおり見直すこととなりました。

(1)名称を「国別援助計画」から「国別援助方針」に変更。
(2)原則として全てのODA対象国について策定。
(3)内容を簡素化し(本文は最大2頁),策定プロセスを短期化・迅速化。
(4)事業展開計画を統合し,国別援助方針の付属書類と位置づける。

3.主な内容

本文
  • 当該国への援助の意義
  • 援助の基本方針(大目標)
  • 重点分野(中目標)
  • 留意事項
別紙(事業展開計画)
  • 基本方針(大目標)
  • 重点分野(中目標)
  • 開発課題(小目標)(現状と課題,開発課題への対応方針を含む)
  • 協力プログラム(概要含む)
  • プロジェクト(スキーム,実施期間,支援額等を含む)

4. 策定対象国

  原則として,全てのODA対象国。2011年から3年にわたり,毎年40か国から50か国程度を対象に策定予定です。
2011年度については,以下の40か国について策定作業を開始しています。

パブリックコメント

1月26日から2月22日まで以下の6か国についてご意見を募集しました。

 パキスタン,パラグアイ,ホンジュラス,コスタリカ,エクアドル,ルワンダ

3月7日から4月3日まで以下の18か国についてご意見を募集しました。

 マレーシア,モンゴル,パプアニューギニア,サモア,キリバス,パラオ,バヌアツ,トンガ,ネパール,
 ウズベキスタン,エルサルバドル,ハイチ,ケニア,エチオピア,ガーナ,ザンビア, マラウイ,
 ボスニア・ヘルツェゴビナ

3月13日から4月9日まで以下の3か国についてご意見を募集しました。

 インドネシア,フィリピン,カンボジア

3月15日から4月11日まで以下の2か国についてご意見を募集しました。

 ラオス,東ティモール

4月16日から5月13日まで以下の7か国についてご意見を募集しました。

 スリランカ,バングラデシュ,カザフスタン,ボリビア,チリ,モロッコ,セネガル

4月23日から5月20日まで以下の4か国についてご意見を募集しました。

 イラク,ヨルダン,タンザニア,ウガンダ

 ご意見ありがとうございました。
  (いただいたご意見の概要と回答(PDF)


※策定済の国別援助方針についてはこちらをご覧ください。

対象国

2011年度に策定を開始している国:40か国
地域区分 国名
東・東南アジア インドネシア
フィリピン
マレーシア
カンボジア
ラオス
モンゴル
東ティモール
大洋州 パプアニューギニア
サモア
キリバス
パラオ
バヌアツ
トンガ
南アジア スリランカ
パキスタン
バングラデシュ
ネパール
中央アジア・ コーカサス カザフスタン
ウズベキスタン
中南米 パラグアイ
ボリビア
エルサルバドル
ホンジュラス
コスタリカ
エクアドル
チリ
ハイチ
中東 モロッコ
イラク
ヨルダン
アフリカ ケニア
タンザニア
エチオピア
ガーナ
ウガンダ
セネガル
ザンビア
マラウイ
ルワンダ
欧州 ボスニア・ヘルツェゴビナ

5. 策定プロセス

策定プロセス図
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