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今回の視察を通じて、日本からのODAはスリランカにおいて大変有効に機能し、国民から高い評価を得ていることが分かった。今後スリランカへのODAを考えた場合、下記の2項目に重きを置く必要があると感じた。
1.津波被害からの復興と災害に強い街づくり
津波災害復旧・復興ノンプロジェクト無償資金協力
の一部で整備が行われているゴール漁港を視察
日本は各種の災害から被害を受け、その都度復興を成し遂げた経験と教訓を持ち合わせている。それらを災害に強い国づくりに役立たせることが出来る。特に被害を軽減するには、ハード対策は勿論のこと、住民に対して防災に関する意識啓発を行うことである。
更に、災害発生時に対応する防災行政官の育成も必要である。日本の防災行政官は、阪神淡路大震災以降、防災知識・意識が向上しており、日本の防災ノウハウがスリランカの防災行政官の育成に貢献できるものと考える。
スリランカは将来観光都市として発展が期待される中、津波被害はマイナスになっている。日本でも津波被害を受けそうな観光地には観光客向けに津波情報を伝達するスピーカーや案内表示が至る所に設置されている。津波対策についても、日本が援助できる部分は多くあると考える。
2.人材育成(次世代を担う若者の育成)
これは、ただ単に日本の専門家がスリランカを訪問し、人々を指導・教育するだけでなく、日本を訪れ、日本の文化・風習に接しながら専門分野を学んでもらうことである。多くの若者が専門的な知識を身に付け、雇用機会が広がるし、ODAの目的である日本に良い印象をもつものと考える。
今回多くの日本人が現地の人達と一緒に働いている姿を見て、大変感動した。これが本当の草の根活動に値するものだと感じた。青年海外協力隊の方は担当するコミュニティに入り込んで住民と同じ視線で、一緒に活動を行っており、これが人材交流の原点であるという気がした。
引き続き日本の援助がスリランカの発展に貢献できるものになることを期待する。
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